気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

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10th album "Rainbow Future" is out now

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アルバムイメージとしては 10 枚目、全編歌ものとしては 4 枚目、"Rainbow Future"を公開しました。Rainbow Future by Sad Juno例年であれば春先に公開していたところですが、今年は年明けに労働が多忙の時期があり、そちらがおさまったと思ったら COVID-19 で世の中が騒がしくなり、四月からは在宅勤務を余儀なくされ私生活が労働に蚕食され、低調で意気も上がらずなかなかやる気にならなかったのを、なんとかすこしずつ進めてようやくかたちにしました。アルバムイメージというパッケージングがいまどき意味を持つのかという疑問もありますが、成果物をまとめるという側面もあるので、作っておくに越したことはないという感じです。とはいえなんとなく一貫した感もありますので、初出時などにお聴きいただいた方も、あらためて通してお聴きいただければ幸いです。感想などいただけると躍り上がって喜ぶことでしょう。…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(バグ編)

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Artisan Collectionを魅力的に感じつついまだにWaveform 10にアップグレードせずWaveform 9を使い続けている私ですが、バグに遭遇するとやっぱりアップグレードすべきかと気持ちが傾きます……もっともあたらしいバージョンでバグが修正されているとはかぎらないわけですが。というわけでひさしぶりのWaveform小ネタ集は誰かの役に立つやも知れぬと考えて私の把握しているWaveform 9のバグの話。

ボリュームオートメーションが正常に動作しない

これは確実に発生するわけではないのですが、ボリュームのオートメーションを設定するとボリュームがオートメーションの最後の値に固定されてしまうことがあります。トラックに設定してもクリップに設定しても同じ。私は(圧縮の効率が多少よくなるだろうとの判断で)余計なノイズをなくそうとよくクリップ終盤のボリュームを絞るのですが、このバグに見舞われると再生でもレンダリングでも出力なしになってしまいます。私の使いかたではたいした影響はありませんが、見舞われたらけっこうこまる人もいるのでは?…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(その2)

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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集」でTracktion Waveformの小ネタを三つほど挙げましたが、「茜射す空に」制作でまだいくつか書いていないネタを思いだしたのでメモとして残しておきます。

マーカーへの数字入力による移動

これなんかマニュアル読まなかったら絶対気づかなかったと思うのですが、マーカートラックに追加したマーカーの設定にある「ナンバー」はショートカットのインデックスとして使えるようになっていて、すべてのコントロールが入力状態になっていないときにそのナンバーをタイプしてEnterキーを選択するとカーソルがマーカーの先頭に移動します。一般的にはこの機能はマーカーで指定したパートの頭出し用なのでしょうが、私は動画制作時にカットを切り替えるタイミングのタイムコードの確認用に重宝しています。Waveformはタイムコードの表示を切り替えるとカーソル移動のステップ解像度も切り替わるため、「小節 / 拍数」以外を選択していると小節の頭出しに手間がかかるのです。本当はブラウザーのマーカー一覧にタイムコードが表示されるとよいのですが。…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集

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今年のブラックフライデーはIK MultimediaのiLoud Micro Monitor一万円引きに動揺しつつもTracktion Waveformの最新版(9)へのアップグレードのみで事なきを得ました。Waveform 8はTracktionから直接購入したの日本語マニュアル入手が目的のひとつだったのですが、蓋を開けてみるとマニュアルのほうはまだ8どまり。がんばってくださいよ、メディアインテグレーションさん。とはいえ英語のマニュアルなんて目も通しもしなかったので、知らないこともたくさんあるに違いないと日本語マニュアルをざっと通して読んだところ、予想どおり便利機能をいくつも発見。どれもWaveform 8になってからの新機能ではなく旧バージョンでも使えそうなので、私のようにマニュアルを読まない人のためにWebに情報をいくつか残してみます。…
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Synthesizer V Technical Previewを使ってみた

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2018-12-28(Fri)追記:Synthesizer V、2018-12-25(Mon)に正式版がリリースされました。ユーザーインターフェースも大幅に強化されたとのこと。SynthV正式版の新機能をチェックしてみた本エントリはあくまでTechnical Previewの感想ということでご承知おきいただければ幸いです。先のエントリで記したとおり、Lights in Citiesの歌の制作にはSynthesizer V Technical Preview](https://synthesizerv.com/)を使用しました。フリーの音声合成ソフトウェアはVOCALOID使用前にいくつか試しましたが、(おそらくそれらも現在ではそうだと思うのですが)進化には目を見張るばかり。VOCALOID 4と比較してもまったく遜色ありません。むしろ録音を加工した感の残るVOCALOIDよりもきれいに整えられた出力を生成する点では上かもしれません。ビブラートも自然にかかり、レンダリングも速い。個人でここまで開発するのですからすごい時代です。…
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Tracktion Waveformの出力するWAVはBroadcast Wave Format

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Tracktion T7がフリーになったとのことなので、後継のTracktion Waveformの小ネタをひとつ。Tracktion Waveformのレンダリング機能で出力するWAVファイルは普通のWAVではなくBroadcast Wave Formatという形式になります。Broadcast WAV File Format - BBC R&DBroadcast Wave Format - Wikipedia先のリンク先によれば、普通のWAVには存在しないメタデータ(RIFFチャンク)が存在するとのこと。Tracktion Waveformのレンダリング結果の場合具体的には次になります:JUNK…
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8th album "Snapshot" is out now

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アルバムイメージとしては八枚目、全編歌ものとしては三枚目、"Snapshot"を公開しました。Snapshot by Sad Juno収録作は前作"Little Wish"に引き続きすべてKORG M01Dによるもの。他の制作環境への挑戦をさぼっているだけという話もありますが。一曲を除き先ごろ開発終了がアナウンスされたCakewalk SONAR Artistを利用したアルバムでもあります。この先同じ音はたぶん二度と鳴りません。収録作は一曲を除きiZotope Ozone 8 Elements
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iZotope Ozone 8 Elementsを使ってみた

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先日公開した『しるしのゆくえ』でマスタリングに使用したiZotope Ozone 8 Elements、Web上にあまり日本語の情報がないようなのでレビューを簡単に。このOzone 8 Elements、名称からはOzone 7 Elementsのバージョンアップ版に思えますが、Elementsの機能制限のしかたが7と8でだいぶ変わっているため、かなり違ったものになっています。Ozone 7 Elementsの売りは豊富なプリセットで、ユーザーにできることはプリセットの選択とEQおよびダイナミクスの適用量調整のみ。一方Ozone 8 ElementsではOzone 7 Elementsにあったプリセットのうち著名マスタリング・エンジニアの手になるSignature Presetsがばっさりカットされ、替わりに各エフェクターが普通に編集できるようになっています。エフェクターも、Ozone 7 ElementsではEQとダイナミクス(マキシマイザー)の二種類でしたが、Ozone 8 Elementsではイメージャーも利用できるようになっています(イメージャーは…
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Waveformの動画機能は使えるか?

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2011年10月に公開したエントリ、SONAR X1 LEの動画機能は使えるか?へのアクセスがいまだにそこそこあるので、二匹目のドジョウ狙いでWaveformについても触れておきましょう。先のエントリを記した際は知らなかったのですが、DAWの動画機能の主な目的は完成した動画に音楽をあわせることで、Cubaseにも機能があったりします。いまどきのDAWなら用意してあたりまえだよね?という感じかもしれませんが、Waveformの同機能は率直に言っておまけの域を出ないと言わざるを得ません。以下その理由を簡単に挙げますと……タイムコードは秒 / フレーム(24 / 25 / 30)表示に対応ただし切り替えると「カーソルを左に」「カーソルを右に」の移動単位が5秒に…
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だらだらだらっと - M01D"Smooth Stream"

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――した曲を作りたかったのです、が。Smooth Stream(Processing Sound Visualization Study)某超有名曲のフレーズを元にしたリフを思いついて、ミニマルなテクノの長い曲を目指したのですが、物足りなくなって長めのフレーズを入れたらぜんぜん違う方向に行ってしまって、結局最初に思いついたリフは登場する機会がなくなってしまいました。まあそういうこともあるさ。前回のインスト同様リバーブはTracktion 5でかけました。すごく薄いので特徴は出てないかも。動画はまたもやレベルメーター系。パーリンノイズで揺らしてちょっとおもしろい感じになりました、が、あんまり汎用的じゃないかもしれません。次もインストです。たぶん。(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)…
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普段使わない音色を使おうシリーズの復活 - M01D"Hard to Protect"

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――とはいえほんのすこしだったりして、看板に偽りありですが。Hard to Protect(Processing Sound Visualization Study)仕事行きたくないようと布団の中でまどろんでいるなかでベースのフレーズを思いつき、とりあえずM01Dに入力して試しているうちにいままで使ったことのないPowerChordという音色を発見し、三拍子と五拍子のコンビネーションにすることにしたところでだいたいかたちになりました。上ものはあまりフレーズが思いつかなくてちょっと苦労しましたが。リバーブはTracktion 5でかけました。ちょっと癖が見えた気がするので、もう使わないかも。同社のDAW Essentials Collectionの購入を検討していて、メディア・インテグレーションが早く販売開始してくれないかなあと思っているのですが、さて………
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ミュートトラックのMIDIクリップはエクスポートされない - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5ではMIDIクリップのスタンダードMIDIファイルへの出力はコントロールセクションExportボタン選択で表示されるRender to a file...メニューから行います(フォーマットでMIDI fileを選択)。この操作方法からすると自然といえば自然なのですが、ミュートしているトラックに含まれるMIDIクリップはエクスポートの対象になりません。対象がミュートされているMIDIクリップのみのときはファイルも作成されません。まぎらわしいことに操作は問題なく行え、Render Completeというメッセージまで表示されるのですが……。ファイルが作成されないときはミュート状態を確認しましょう。…
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レンダリング範囲を指定するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5で音声をファイルにレンダリングする際、何もしないと最後のクリップの末尾でレンダリングが終了し、ディレイやリバーブを使っていると残響が断ち切られます。残響まで含めるにはマーカーで明示的に指定します。マーカートラックにマーカーをドラッグ&ドロップしてマーカーを作成します。マーカーを選択し、プロパティパネルでマーカーの長さを調整します。コントロールパネルで"export"-"Render to a file"を選択します。表示されるダイアログで"Only Render Marked Region"をチェックして"Render"ボタンを選択します。2017-02-25(Sat)追記
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ループ再生するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5でループ再生するにはインマーカーとアウトマーカーを設定します。マーカーの設定はキーボードで行います。インマーカー・アウトマーカーともドラッグで移動できます。ループ再生開始位置にカーソルを移動して'i'キーを押します。ループ再生終了位置にカーソルを移動して'o'キーを押します。画面右下トランスポートセクションのループボタンを選択します。再生します。参照:イン/アウト マーカーとは? どうやって移動するのか?
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Tracktion 5を試してみた

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With my favorite bicycle制作の際にSONAR強制終了の嵐に見舞われたので、別のDAWへの移行も考えたほうがいいかと思い、Working time is over now!制作にはTractkon 5を使ってみました。Tracktionについては、古いバージョンの話になりますが、ICONの記事「カルト的人気を誇るDAW「Tracktion」が遂に復活! Tracktion Softwareスタッフに訊く、復活までの経緯と今後の展開(プレゼントもあります!)」がくわしいのでそちらをお読みください。選択のいちばんの理由はフリーなのでなんの気兼ねもなく試せること(Podium Free
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My First iKaossilator Study with SONAR X1 LE(...?) - "Awaiting"

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そんなわけでiKaossilatorとSONAR X1 LEで習作を作ってみました……って、え? あれ?Awaiting(iKaossilator study with SONAR X1 LE)きっかけはKORG appさんのツイート。いつのまにかiKaossilatorにAbleton Liveプロジェクト書きだし機能が増えているではありませんか……いや、公開当時にも目にしていた情報かもしれませんけれども。当時はあまり興味を覚えなかったのですな。iKaossilatorはずいぶん前に入手していて単独での作品作りには初代Kaossilatorよりも優れていると思ったものですが、プリセットパターンや音色を確認するのがめんどうでほったらかしにしていました。しかし簡単にPCで取りあつかえるのであれば話は別、あたらしい展開があるかもしれない……今回はそう思いまして、Ableton Live 9 Liteを入手して(iKaossilatorユーザーなら無償)インストール、iKaossilatorでパターンを作って書きだし、Liveで取りこみ、までを試してみました。…
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普段使わない音色を使おうシリーズふたたび - M01D"Unfocused Illusion"

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M01Dの保存データをたしかめたところ断片しか記録していない時期を確認しまして、これではいかんということでその中のひとつをかたちにしてみました。インストです。Unfocused Illusion(Processing Study)リズム隊とDW-PianoとDW-Clavのコンビネーションで作ったパターンが元なので、結果としては普段使わない音色を使おうシリーズになってます(前作は“Initial Revelry”)。DW-PianoもDW-Clavも単音だときびしい印象ですが、ディレイをかけたらがらっと変わりました。全般的に手癖になりそうだったのでいままでにない展開を狙いましたが、うまくいったかはあいかわらず心もとない感じ……年末恒例のKORGソフトウェア半額キャンペーンに今年は負けて、…
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"Additional Edition EP" is out now

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三枚目のアルバムイメージを作ろうかと作った曲のプレイリストをあれこれしつつ、インストに後から歌詞がついたもののあつかいをどうしようかなあと考えていたところ、EPで別にすればいーじゃんとの天の声が脳裡にひらめいたのでさくっとコンパイルしました。Additional Edition EP by Sad Junoうむ、これはこれでまとまっていると言えるのではないでしょうか。お聴きいただければ幸いです。ちなみにTea Time ChatとMuted Memoryのミックスはやりなおしてます……いちおう。まだ改善できそうな気はするのですが、いまはこれが精一杯、ということで。…
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果てのない空

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今年も苛立つことは多かったけれど、互いを分断するような言葉が蔓延したのには本当に堪えた。連帯という言葉をいま無条件に肯定できないことは残念ながら歴史的経緯から明らかだが、しかしその回路をはじめから閉ざすこともないはずだ。にもかかわらず現実にはそんな可能性など欠片もないかのような物言いがあたりまえの顔で乱舞する、相手を貶めるような言葉を積み重ねた果てに展望が開けるとは思えないし、なによりも他人を蔑み傷つけることで魂の安定を得る不幸に想いが至らない人々の多さには嘆息するしかない。そうした趨勢に対し、抗う身振りをすこしはっきりさせようという想いが自分の中にあらわれてきているようだ。越年に期待できることなどありはしないが、個人的な気分として今年の最後に残しておくことにする。…
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初挑戦

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Q: なにに?A: 置き場所要注意のブツ。

Cover - 天体観測(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)

テンポ落として女性ボーカルの歌いだしではじめるというアイディアをいつ思いついたかはもう判然としませんが、けっこう前であることはたしかです。まあ実現するあてもなくネタとして頭の片隅にしまっておいたわけですが、ボーカロイドなんてものに手を出したおかげでなんとかできなくもないようになったわけです、はい。とはいえ耳コピーするような根性はありません。スコアが安く手に入ったらめっけもの、くらいの感じで楽器屋で探してみたら、なんとまあおあつらえ向きの曲単位のものがあるではありませんか。奥付によれば十年以上前の初版もの。よく残っていたものです。…
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落ち穂拾い

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ムービークリップも作ってみました。

遠い傷痕(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)

曲のほうを作っているあいだはアイディアがわかず、ピアプロで探してもしっくりくるものがなかったので今回はまあいいかと思っていたのですが、曲を固めて公開準備をはじめたあたりでふっとイメージが浮かんできたのでした。人間の想像力っておもしろいなあ。絵を描く修練は積んでいないのでMikuMikuMovingさぼてんさんの作成されたGUMIモデルデータを使って静止画を作成し、それをさらにPhotoshop Elementで加工してからProcessingで動画にするという、なにやってんだおまえ的なプロセスを踏んでいます。なにやってんだ俺は。…
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構想二十余年

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……と表現してもけっしておおげさというわけでもなく。遠い傷痕(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)学生のころから長いあいだ頭の中だけでいじくりまわしてきた曲をかたちにしてみました。こうなると「ついに」という形容がふさわしいかと。なにはともあれたいへん感慨深い。長生きしているといろいろなことがあるものです……単に執念深いということになるのかもしれませんが。もっとも頭の中できちんとまとまっていたのはメロディだけで、アレンジだとイントロからBくらいまで、歌詞は一番の途中まででしたから、あらためて作った部分もけっこう多いのですけど。コードとか音のぶつかりとか流れとかいろいろお聞きぐるしい点はあるかと存じますが、そのあたりはご容赦いただければ。アマチュアですのでこれで完成というつもりはなく、気が向けば作りなおしたりするかもしれません。…
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SONAR X1 LE on 64bit Windows 7

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Windows 8発売を間近に控えたせいかどうか、常用ThinkPad T61のマウスボタンも不調になりはじめ、そろそろWindows 7マシンを確保しておかないとなあと思っていたところにThinkPadが6列キーボード採用のニュースが飛びこんできまして。6列になるのはまあいいとしてもPageUpキーとPageDownキーが右端にないのはいや、ということで新モデル発表後に全モデルの購入に踏み切りました。ThinkPad T420s。薄くなって軽くなって全般的に作りがよくなっておおむね満足。不満はバッテリーの取り外しがちょっとやりにくくなったのとInsertキーの位置が変わってタイプミスが増えたことくらい。Insertキーの位置なんて普通の人にはあまり関係ないでしょうが、…
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便乗手法

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一部ではGUMI誕生祭とかいうもので盛りあがっているようでして。http://www.ssw.co.jp/products/vocal3/megpoid/hb/index.htmlまああんまし関心があるわけでもなく関係もないわけですが、その中で楽曲コンテストというものをやっているのを目にしまして。http://www.ssw.co.jp/products/vocal3/megpoid/hb/index.html#2応募規定の曲長1分半から2分程度という条件が妙に頭に残ってしまって、なんとなくひとつかたちにしてみました。

追憶の甘い枷(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)

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Processing Study #3: In Closed Blue Room

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ひさしぶりにProcessingをいじってたらちょっと簡単にできそうなネタを思いついたのでさくっと試してみました。

In Closed Blue Room(Processing Study #3)

元の曲は「部屋向けの音楽……か? 」で公開したものです。ネタを明かせばフレーム描画時の再生音声の波を縦軸分だけ表示するだけの単純な処理ですが、色のつけかたと履歴の取りあつかいでちょっとかたちになっているかな、と。しかしやっぱり試してみるもので、最後は予期せぬ展開になって自分でも楽しめました。入力や偶然を生かした方向もおもしろそうだと認識した次第。…
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部屋向けの音楽……か?

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某所でレジデンス中のアーティストがリビングルームをキーワードにした展覧会をやってまして、ちっと足を運んでみたわけです。まあ行ってみたらあんまり自分の関心と交差するところのない展覧会だったのですが、こんなテーマでこんな空間でサウンドインスタレーションするとしたらどんなだろうと思ったらふと思い浮かびまして。ちょうど仕事で昼間自宅待機の日があったので延べ一日くらいでまとめてみました。In Closed Blue Room\空間系エフェクタでそれらしくしようという試みです。それらしく聞こえればおなぐさみ。しかし三拍子は私の中のどこから出てくるんでしょうねえ。身体に入っているわけでもないと思うのですが、我ながら不思議。…
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なんだこれは

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……なんて作った本人が言うもんじゃないんでしょうが、やっぱり「なんだこれは」という感じなのです。DS-10ではむずかしいピアノのフレーズを思いついたのでふたたびSONAR X1 LEでの習作に取り組んだわけです。コード進行での展開は作らないぞと固く心に決めて、というのはワンパターンにおちいるに決まっているからですが、そしたらこんなんなるわけで、うーん。まあレイヤー機能を理解したり(トラック内トラックっつーかサブトラックっつーかちゅう感じですね)選択動作の挙動を把握したりと作業の成果はいろいろありました……作品とは関係ないって? すいません。前作はソフトシンセとしてCakewalk Sound Centerしか使いませんでしたが、今回はSquare Iにも手を出してみました。こちらはCakewalk Sound Centerとは違ってシンプルなサウンドでなんだか安心します。プリセットも比較的たくさんそろってますし。ただパラメータにポルタメントが見あたらないような……?…
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First study using SONAR X1 LE

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せっかく手に入れたんだから本来の使いかたもしてみよう、ということで習作を作ってみました。SONAR X1 LEとその付属品しか使ってません。操作に慣れるためという意味あいが強いので音色や構成は追いこんでません……というか、音色は追いこめるのかまだよくわかってません。まあアマチュアだからさっさと出してしまうのが吉ということで。以下試行錯誤した感想をいくつかあげてみますと……ソフトシンセのCakewalk Sound Centerのサウンドは意外にバリエーションがなくて鉄琴なんかも入っていません。この点はMUSIC CREATOR 6のほうが上なんでしょうね。あとDS-10でいろいろやってきた身としてはどの音もなんだかリッチで落ち着きません。DS-10では作るのがむずかしいハモンドオルガン系の音などはありがたいですけど。…
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SONAR X1 LEの動画機能は使えるか?

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Processingの動画生成機能は音声は考慮されていないので結合は別途行う必要があります。普通そういった用途にはAdobe PremiereCyberLink PowerDirectorといったノンリニアビデオ編集ソフトを使うのでしょうが、習作>作成の際に私が選んだソフトウェアはCakewalk SONAR X1 LEでした。なんでそんなことになっているかと言いますと……いままで動画は興味の対象外だったのでノンリニアビデオ編集ソフトなんて持ってない。フリーのエンコーダーとWindowsムービーメーカーを組みあわせて試してみたものの結果はやはりかんばしくない。そんな折、長年使ってきたCreative USB Sound Blaster Digital Music LX
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PCミュージックの底なし沼のほとりでためらいを覚え立ちつくす

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DS-10の録音ものにやっぱりリバーブくらいはかけたいなあ、入門用のDAWくらい買うかなあと思いながらWebをさまよっていたところREAPERというソフトを発見。フリーのバージョンがダウンロードできるというのでつい入手してしまったのが運のつき、MIDIシーケンサやらフリーのVSTプラグインやらまでダウンロードして使えるようにしてしまいました。現在本格的な音楽製作は無理そうですがやろうとしていることはできなくはないというところ。何やってんだか。この先に進むと底なし沼にはまるのはまちがいないのでさすがに躊躇しています。とりあえずDS-10で以前作った“Pray Gray”をリメイクしてみました。やはりというべきか、こちらのほうが最初のイメージに近いです。やっぱりDS-10はDS-10の得意なかたちで使ったほうがいいですね。…
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