前回はProcessingで利用できる便利なJavaの機能を紹介しました。他にも利用できるとうれしいJavaの機能はあるのですが、残念ながらさまざまな事情で利用できない機能もあります。今回はそのうちのいくつかをご紹介。

staticキーワード

 Javaはstaticというキーワードの指定でインスタンスに関連づかないメソッドやフィールドを定義できます。適切に利用すれば便利な機能ですが、Processingでは利用できません。この制限はProcessingの実現方法と密接に関連しているのでおそらく将来も解消されないでしょう。

ラムダ式

 Java SE 8で利用できるようになったラムダ式。うまく使うとコードを簡潔に記述でき、あたらしいクラスライブラリなどはラムダ式の利用を前提としているものも少なくないのですが、残念ながらPDEは3.4の段階ではラムダ式に対応していません。構文解析の見直し等が必要なので対応が容易でないのはわかりますが、ここはなんとか対応してほしいところです。

try-with-resources

 Java SE 7で利用できるようになったtry-with-resources文も現在のところPDE(3.4)では利用できません。Processingでは一般的なプログラミングよりもリソースの管理が重要になるケースは少ないでしょうからラムダ式よりも優先度は低いと言っていいと思いますが、せっかくなのでこちらも対応してほしいところです。


 その3(Javaの機能の利用を控える)に続きます。

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