気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

2019年の投稿

チップチューンに挑戦!のはずが…… - M01D新曲"Marine snow reflection"公開

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……どうしてこうなった。Marine snow reflection(Processing + GLSL study)そんなわけで M01D の新曲、"Marine snow reflection"を公開しました。冒頭のシーケンスフレーズを思いついて、これは全部シンプルな波形で構成するのがいいよね、と言うことで矩形波とか鋸波とかサイン波とかばっかり選んで形作っていけばチップチューンになるだろう、と甘い見込みを立てて進めたところ、どういうわけか最終的には似ても似つかないものになりました。あれえ?……まあテンポ感とかトレモロがないとかいろいろ原因はあるわけで、自分がジャンルベースでものを作っていないことをあらためて意識した次第。動画のほうはジュリア集合のスタディ。GLSL の勉強で作ったもので、サウンドビジュアライゼーションではありませんが今回のような曲調にはあっているかなあということで。…
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ハイハットはニュアンスが命 - M01D新曲"With impatient heart"公開

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――って KORG M01D 使っている人間が胸張って言えることではありませんね。With impatient heart(Processing + GLSL sound visualization study)というわけで M01D の新曲、"With impatient heart"を公開しました。二管とベース、ドラムの基本パターンを思いついてメモして、ハイハットのニュアンスをうまく出したいなーと思いつつほったらかして、今回あらためてまとめてみました。生楽器のシミュレーションで済ませたらつまらないなーと思って最後にオケヒットとスクラッチを入れたり、テーマに戻る構成はつまらないなーと思ってぶった切ったり、適当に好き勝手にやったのでよくできているかはともかく個人的には好きな感じになりました。もうちょっと長くなってもいいんじゃないかと思うのですが、どうも手癖で作るとこれくらい(100 小説ちょっとくらい)になるようです。…
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Slack incoming webhook URLの作成方法(2019年版)

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こちらではお知らせしていませんでしたが、先日working-time-aroundSlackへの投稿機能を追加しました。外部アプリからの投稿は削除できないのでより強固な証跡が残せます……というのはともかく、実装にあたってちょっととまどったのが投稿に必要な情報の作成方法。Webを検索したところどうも最近になって仕様が変わったようで、古い仕様の解説や新旧の仕様の混在した解説が目につきます。人に伝えるにあたり新仕様の手順を整理したので、せっかくなのでこちらにも記録として残しておきます。次のとおり:PCでSlackにサインインした状態でWebサイトslack apiにアクセスしてます。"Start Building"ボタンを選択します。…
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Parcelは便利、でもJestを使うなら……(追記あり)

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working-time-aroundではバンドラーにParcelを採用しました。試してみたかった、設定作業はしないに越したことがない、というのがその理由。実際に試してみるとなんにも準備せずに実行できる手軽さは圧倒的ですね。手放しでほめたくなります……が、ちゃんと開発するにあたってはおおきな落とし穴が。Jest使いはじめて気がついたのですが、Jest はbabelと協調して動くので、Parcel では不要な babel の設定も Jest 用に用意しないといけないのでした……だったらwebpackで設定統一したほうがまちがいがおきなくてよいではありませんか!Parcel と Jest + babel の分離は他にも問題があって、TypeScript の…
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MDC React v0.15の全面採用は時期尚早(追記あり)

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2020-01-19(Sun)追記:昨年 11 月にMDC-React is no longer under active developmentと宣言されていました。アップデートされないと思ったらそういうことだったのか……working-time-aroundでは UI ライブラリとしてMaterial Component for React(MDC React)を採用しました。バージョンは v0.15 とまだメジャーバージョンはリリースされていませんが、ベースとなるMaterial Component for the Webが今年二月に v1.0.0 リリース後 v3.2.0 まで順調に版を重ねているので問題なかろうと判断してのこと。しかしこれはちょっと時期尚早で、まだまだ気軽に使うというわけにはいきませんでした。以下覚え書き。…
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個人用勤怠記録Webアプリ"Working time around"公開

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主に個人の勤怠記録を目的とした Web アプリケーション、"Working time around"を GitHub に公開しました。working-time-aroundWeb アプリケーションといいながらサーバーサイドの処理をまったく行わずデータはブラウザに保存する Single Page Application(SPA)なのでビルドを適当なホスティングサービスに置けばそれだけで動きます。ライブデモを Azure Storage に用意したのでどんなものかはそちらでおたしかめください。Working time aroundいまどきの Web アプリにもかかわらずスタンドアローンという点からもおわかりのように、本アプリは実用を目的したものというよりは私個人の学習成果のアウトプットという性格の強いものです。最近業務ではフロントエンドへのコミットばっかりなのですが、派生開発のシステムで動きの速いフロントエンドの最先端の動向を取りこんでいくのは容易ではなく、学習の成果はなかなか反映させられません。そんな中でスマートフォン用の勤怠システムやアプリの情報を収集する機会があり、アップデートされてないクライアントの数々を目にして、これくらいなら作っちゃえばいいのでは?と思ったのが開発のきっかけ。せっかくなので使いたい技術やパッケージをここぞとばかりに次のとおりぶち込んでみました。…
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GUMI+M01D music are in store now(一年ぶり六度目)

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今年も株式会社インターネットのレーベルVOCALOTRACKSが配信楽曲の募集を行いまして。http://vocalotracks.ssw.co.jp/contest/megpoid_2019/二曲配信していただくことになりました。Rise toRainbow Future去年までは応募は三曲までだったのですが、今年は二曲まででした。まあいろいろ事情があるのでしょう……これで配信していただいているのは計17曲。Sad Juno さんのプロフィールと作品Apply MusicSpotifyLINE MUSICAWA MUSICなどの定額制サービスでも配信されておりますので、サービスを利用されている方々におかれましては、たまに気にかけていただけるとたいへんありがたく存じます。…
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「空切り裂くあの光探し」 - M01D+GUMI新曲"星屑降る地より"公開

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――「かすかな望みをいま放つ」星屑降る地よりというわけで M01D+GUMI の新曲、"星屑降る地より"を公開しました。拙作にreminds me of the synth in bjork tracksとのコメントをいただいたこともある私ですが、ビョークはDebutPostをリアルタイムで、リリース後しばらくしてからmedúllaを聴いたくらいでよいリスナーとは言えませんでした。エレクトリックミュージックの創作に携わるものとしてこれではいかん、と一念発起してhomogenicvespertineを入手したのが今年の冬、結果生まれたのが本作の A パートの原型。しかし途中でおおきく展開させたくなって、結果ビョークとはだいぶ雰囲気の違うものになったように思います。ピッチスナップモード初使用作で、音程が低いとあんまり効果的に機能しないということを学びました。全体にディレイをかけたのはお察しのとおり YMO"UT"を想起してのものでございます。…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(バグ編)

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Artisan Collectionを魅力的に感じつついまだにWaveform 10にアップグレードせずWaveform 9を使い続けている私ですが、バグに遭遇するとやっぱりアップグレードすべきかと気持ちが傾きます……もっともあたらしいバージョンでバグが修正されているとはかぎらないわけですが。というわけでひさしぶりのWaveform小ネタ集は誰かの役に立つやも知れぬと考えて私の把握しているWaveform 9のバグの話。

ボリュームオートメーションが正常に動作しない

これは確実に発生するわけではないのですが、ボリュームのオートメーションを設定するとボリュームがオートメーションの最後の値に固定されてしまうことがあります。トラックに設定してもクリップに設定しても同じ。私は(圧縮の効率が多少よくなるだろうとの判断で)余計なノイズをなくそうとよくクリップ終盤のボリュームを絞るのですが、このバグに見舞われると再生でもレンダリングでも出力なしになってしまいます。私の使いかたではたいした影響はありませんが、見舞われたらけっこうこまる人もいるのでは?…
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MUTE BEAT"After the rain"に想いを馳せて - M01D新曲"Small bird in the rain"公開

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というわけで M01D の新曲、"Small bird in the rain"を公開しました。Small bird in the rain(Processing + GLSL sound visualization study)次は四つ打ちじゃないものにしようと記してから程なくして MUTE BEAT"After the rain"のイントロから想を得たリズムを思いつき、イントロのベースとコードをあらかた固めたて A パートのメロディを入れシーケンスを入れ、展開を決めてというかたちで述べ一週間ほど、実質数日でかたちになりました。速い! 歌ものにしようかともちょっと思ったのですが、メロディをかなり自由に決めたのと音色が気に入ったのとでインストのままで行くことに。インストのほうが小品ぽくってよいかなと思うのですが、さていかがでしょうか。…
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Processing製GLSLホストプログラム、SoundVisualShaderBase公開

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主にインストの拙作のYouTube公開用動画生成に用いることを想定したProcessingプロジェクト、SoundVisualShaderBaseをGitHubで公開しました。SoundVisualShaderBase先のエントリにあるとおり最近GLSLでの映像生成に手を出しはじめたので、SoundPotentialFrameからGLSLのホスティングに必要な機能を抜き出したみたいなプログラムです。コードを読めばわかるとおり、GLSLファイルを読みこんで音声を再生、再生時の各種の値をGLSLに渡して描画、くらいしかしてません。GLSLのホスティングとかいいながらフラグメントシェーダーにだけ対応、バーテックスシェーダーには未対応で、ライブローディングもできないので、何のためのプログラムなのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、複数フィルターを取りあつかえるようにしたので再生中にそれらを抜き差しするだけでもそれなりに楽しめます。動画生成用の静止画出力も可能です。実用的に使うには強力なマシンスペックが必要ですが………
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Let's vibrate & ray marching! - M01D新曲"Running on the fence"公開

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というわけで M01D の新曲、"Running on the fence"を公開しました。Running on the fence(Processing + GLSL sound visualization study)フレーズの断片がたまっている状態なのですこし片付けないと、ということで 2018-03-19(Mon)にメモしておいたベースとドラムのパターンを引っぱりだしてきて完成まで持っていきました。最近作成していた四つ打ち系の曲はベースを動かさないことが多かったのでそこは意識して変えて、構成も手癖にしないようにして、とは言ったものの劇的に違うというほどではないですね、むう。ビブラートや時間的変化のある音色を選んで、自分では聴いていて心地よい曲になりました。M01D の音色にビブラートのかかるものがあると気づいたのはいつだったかなあ。…
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Happy birthday and 10th anniversary, GUMI! - M01D+GUMI新曲"薄夢の天使たち"公開

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というわけで M01D+GUMI の新曲、"薄夢の天使たち"を公開しました、昨日。薄夢の天使たち前回「次は歌ものを目指したいところ」と書いたものの特に進行中のネタがあったわけでもなく、さてどうしたものかと過去のフレーズの断片をいろいろ聴きかえして、2017 年 3 月記録のフレーズを引っ張りだしてきました。A メロとリズム隊だけでドラムがいまの耳で聴くとちょっと違う感じだったのでまずドラムを詰めて、その後全体の構成をおおまかに決めてミュートギターを入れ、その後シンセ系を入れていったみたいな感じです。さすがに手癖がすぎるか、とできあがってみてちょっと反省。動画は例によってキャラミん Studio他で作成。これも手癖ですねえ。いろいろ使いづらいところもあるし新機能追加の余地もあるし、なのでキャラミんバージョンアップしてくれるといいのですが………
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警告に耳を傾けるだけの余裕を - M01D新曲"Signals behind our minds"公開

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――常に保てればよいのですが。Signals behind our minds(Processing sound visualization study)というわけで M01D の新曲、"Signals behind our minds"を公開しました。ベースとハイハットが決まったので決まり、極端にパンを振ったオルガンをアクセントに入れてこれ以上はなし、みたいな感じであとは手癖なのですが、いかがでしょうか。ベース主導なので当初はちょっと展開を作ろうかとも思ったのですが、こんな感じならまあいらないかな、と。できればラッシュThe Big Moneyみたいなシンセを入れたかったのですが、これはいい音色がありませんでした。残念。動画は極端なパンからShallow Meditationで使ったサウンドビジュアライザーを仮当てしたところ「これでいいじゃん」という気になったので色だけ調整してまとめました。このビジュアライザー、個人的に気に入っているから使用回数最多なのですが、私以外の人から見たらたいしたことのないつまらないものなんでしょうねえ。まあいいや。…
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あまり知られていない様子のYAMLのあれとかこれとか

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各種設定ファイルのフォーマットとしていまやすっかり定着した感のあるYAMLですが、単なるフォーマットの一種としてしか思われていない節もあり比較的初期から注目していた人間としては残念なかぎり。そこで知っていると役にたつかもしれないトピックをいくつかあげてみます。

YAML⊇JSON

Webでは「JSONではなくYAML」みたいな表現をよく見かけますが、実はJSONはYAMLです(JSON is YAML)……という表現は使われなくなりましたが、YAMLはJSONの自然なスーパーセットで、すべてのJSONファイルは有効なYAMLファイルでもあります。「どこが?」と思われるかもしれませんが、YAMLは書式としてブロックスタイルとフロースタイルという二つのスタイルを仕様で定めていて、フロースタイルだとJSON相当の記述となるのです。ブロックスタイルのほうが可読性が高いので自然とそちらが多用され、フロースタイルのYAMLは見かける機会がないわけですね。「YAMLのフロースタイルではなくブロックスタイル」と表現すると通に見られる、かもしれません(通に見られたからなんだ、というのはなしで)。…
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Processingでフォントカタログを表示する

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GIMPのテキストツールフォント選択インターフェースの見づらさ、Windows コントロールパネルのフォントサンプルの見づらさに以前から不満を募らせていたのですが、「Processing ならフォントサンプルの一覧を簡単に表示できるのでは?」と突然ひらめいたのでさくっと作成してみました。マウスホイールで一覧スクロール、コントロールキーを押しながらのマウスホイールでフォントサイズ変更(16 から 48 まで)です。テキストは適当に変えてください。私の環境ではスクロールしているとときどきまったく応答しない状態になることがありますが、これはどうやらフォント作成に時間がかかるためのようです。すこしするとまた反応するようになるので、のんびり使ってもらえればと思います。…
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PO-14 subスタディのつもりが - 新曲"Proof of PoC"公開

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――KORG の見本市になってしまいました。あれえ?Proof of PoC(Processing sound visualization study)購入したものの制作には使用しないサウンドデバイスがいくつもある状態で最近Teenage Engineering Pocket Operator PO-14 subを購入しまして、さすがに買っただけのものばかりというのもどうかなあということでスタディのつもりでパターンを作ってちょっと頭の中で転がしていたらベース以外のアイディアが出てきまして、せっかくだからと採用したら主役の PO-14 sub がかすんでしまいました。結局使ったのは次:Teenage Engineering Pocket Operator PO-14 subKORG monotron
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Date, C.J.『標準SQL 改訂第2版 JIS/ANSI/ISO準拠』 - ソフトウェア技術書温故知新(その3)

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ソフトウェア技術書温故知新、第三回は1990年に邦訳が刊行されたC.J.デイト『標準SQL 改訂第2版 JIS/ANSI/ISO準拠』(トッパン)。https://www.amazon.co.jp/標準SQL―JIS-ANSI-ISO準拠-アジソン-ウェスレイ・トッパン情報科学シリーズ/dp/4810180190ああ憧れの第四世代言語(4GL)……と言う表現が適切だったのかはいまとなってはよくわかりませんが、Webアプリケーション普及前、クライアント / サーバーシステムのクライアントとしてWindowsマシンが用いられるようになった時代のほんの一時期、GUIをドラッグ&ドロップで簡単に作成できるRAD(Rapid Application Development)と呼ばれるプログラミング言語・環境が普及の兆しを見せたことがありました。Windows用としてはSQL WindowsやPower Builderといったあたりが有名どころと記憶していますが、Delphiや.NET化以前のVisual Basicもその文脈で使われた側面がありました。…
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「現実感に欠けた世界の絶望感に耳を塞いでる」 - M01D+GUMI新曲"劣等感に悩む僕らの存在感はいつも希薄で"公開

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――「劣等感は消せないけれど存在感はなくてかまわない / 現実感を君とたしかめて絶望感とともに生きていく」。劣等感に悩む僕らの存在感はいつも希薄でというわけで M01D+GUMI の新曲、"劣等感に悩む僕らの存在感はいつも希薄で"を公開しました。就寝直前に最近ではめずらしくサビのメロディを思いついてあわててメモして寝たら翌日から二、三日であらかたかたちになるという、制作が非常にスムーズに進行した作品です。まあ手癖で成りたっていると言えなくもないわけですが、作りながらメロディが高野寛くるりっぽいかなあなんて思っていたので、ちょっといままでと違うところはあるのかもしれません。歌詞のほうは、最初のフレーズはメロディにくっついて出てきた感じで、最近の若者っぽい雰囲気の気がしたのでそのままタイトルに使うことにしたのですが、おかげで英訳に苦労したという………
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レビュー: 久保田・畠中編『メディア・アート原論』

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収められている「短いコードを擁護する」という文章やライブ・コーディングに触れていることなどから手に取ってみたのですが。http://filmart.co.jp/books/nextcreator/media_art/読者が前提知識を共有していること前提の注釈の一切ないすごく不親切な作りの本で、門外漢の私には最初はわからないことばかり。幸い続けて読んだ『マテリアル・セオリーズ』に重なる話題が多く再読していくらか見通しが開けましたが、それでもすっきりと腑に落ちたわけではありません。二百ページ強というボリュームの制約もあったかとは思いますが、注釈を充実させてもっと開かれた本にしてほしかったところです。哲学からフリー・インプロビゼーション、クリエイティブ・コーディングまで思索の対象は広範な領域にわたりそれぞれについて興味深い論点を示唆しているのですから、アプローチの手がかりはいくらあっても多すぎることはないと思うのですが。…
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Ambient Minimal Funkというジャンルが - M01D新曲"Still sealed"公開

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――あってもいいんじゃないかと思ったりするわけですが、さてそのようになっているかどうか。Still sealed(Processing sound visualization study)そんなわけで M01D の新曲、"Still sealed"を公開しました。思いついたベースのフレーズを元に発展させていったいつものパターンで、前作が拍子で展開を作っていったので今回は原則動かない方向にしようと進めていったらなんだか長くなりました。何気に普段使わない音色を使おうシリーズだったりもします。Universe なんて今後使うことあるかなあ。いつもなら M01D 作品には録音後薄くリバーブをかけるのですが、今回は iZotope Ozone 8 Elements で調整しただけにとどめました。全体にビンテージリバーブがかかるなかベースだけドライなのが対比としておもしろいのではないかと思ったのですが、さていかがでしょうか。…
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Alexandrescu, Andrei『Modern C++ Design』 - ソフトウェア技術書温故知新(その2)

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ソフトウェア技術書温故知新、第二回は2001年に邦訳が刊行されたアンドレイ アレキサンドレスク『Modern C++ Design』(ピアソンエデュケーション)。https://www.amazon.co.jp/Modern-C-Design―ジェネリック・プログラミングおよびデザイン・パターンを利用するための究極のテンプレート活用術-‐Depth/dp/4894714353かつてオブジェクト指向プログラミング言語としてC++が圧倒的な存在感を放っていた時期、多くの人に重宝された書籍が人類には早すぎたC++をなんとか安全に取りあつかうための手引書であることは論を俟ちません。もっとも代表的なのは『…
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レビュー: 毛利嘉孝『ストリートの思想』

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今年読んだ本のうち『社会にとって趣味とは何か』と『メディア・アート原論』に名前が出てきたし、昨年は『ele-king vol.22』掲載のインタビューも読んだし、でも単著は読んだことないや、というわけで毛利嘉孝の現在のところ最新の単著に目を通してみました。https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000911392009.html著者の経験や関わったシーンをベースに語られる1980年代から2000年代の光景は興味深く、ひとつの貴重な記録となっていますが、東日本大震災・民主党政権発足前の出版(奥付の発行年月日は2009年7月30日)のため決定的に古くなっている面があるのは否めません。この本の描いた「ストリートの思想」がそれらの望む方向に世の中を変えたかと言えば多くは否定せざるを得ないでしょう。ウィキペディアを「…
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久野靖『入門JavaScript(My UNIX Series)』 - ソフトウェア技術書温故知新(その1)

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諸般の事情により業務の学習で購入した書籍を整理することになり、けっこうな量をチャリポン経由で処分しました。しかし中には内容が out of date になっていても愛着があって手放せないものもあります。またそれらを見ていたら以前処分した本のことなどもいろいろ思いだしたりしました。そこでせっかくなのでいくつかを何回かに分けて紹介したいと思います。題してソフトウェア技術書温故知新、第一回はこちら、2001 年に出版された久野靖『入門 JavaScript(My UNIX Series)』(株式会社アスキー)。https://www.amazon.co.jp/入門-JavaScript-My-UNIX-久野/dp/4756138713
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突如沸きあがる激情もまた - M01D新曲"Compulsive Impulse"公開

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――我と我が身の一部なのだと。Compulsive Impulse(Processing sound visualization study)というわけで M01D の新曲、"Compulsive Impulse"を公開しました。これは拍子のスタディです。俗にエレクトリックなダンスミュージックのことを四つ打ちなどと表したりしますが、拍の頭と裏を適切に強調してやれば四拍子でなくてもダンサブルになるのでは?とここしばらく考えていて、三拍子のベースのフレーズを思いついたのでここぞとばかりに四拍子や五拍子をあわせてみました。違和感なく聴けると思うのですが、いかがでしょうか。七拍子を入れられなかったのが心残り。音楽的にはHard to Protectと同系統ですね。動画はProcessing謹製、(パーリン)ノイズまみれの代物。立方体の Y 軸方向の配置に回転に色相の変化にと節操なく使っています。サチュレーションはキックの検出で、立方体のおおきさはハットの検出で制御。640x360 での出力を HD に拡大している関係もあって(fps は 20)モアレも出て黎明期のコンピューター・グラフィックみたいな雰囲気が出たかなと思うのですが、いかがでしょうか。リアルタイムで HD24fps で描画させるともっときれいなんですが、いかんせん動画作成の処理が追いつきません……。興味のある方はそのうち更新されるであろう…
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9th album "Distorted Outdated" is out now

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アルバムイメージとしては九枚目、全編インストとしては六枚目、"Distorted Outdated"を公開しました。Distorted Outdated by Sad Juno今回の収録作はすべてKORG M01Dによるもの。DAW は、ちょうど Cakewalk SONAR からの移行を模索していたころで、大半は Tracktion Waveform 8 でしたがフリーで試用した Tracktion 5 が二つ混じっていて、あえて録音データそのままというものもひとつありました。アルバムイメージを作るにあたって DAW はすべて Waveform 8 に統一、…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(その2)

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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集」でTracktion Waveformの小ネタを三つほど挙げましたが、「茜射す空に」制作でまだいくつか書いていないネタを思いだしたのでメモとして残しておきます。

マーカーへの数字入力による移動

これなんかマニュアル読まなかったら絶対気づかなかったと思うのですが、マーカートラックに追加したマーカーの設定にある「ナンバー」はショートカットのインデックスとして使えるようになっていて、すべてのコントロールが入力状態になっていないときにそのナンバーをタイプしてEnterキーを選択するとカーソルがマーカーの先頭に移動します。一般的にはこの機能はマーカーで指定したパートの頭出し用なのでしょうが、私は動画制作時にカットを切り替えるタイミングのタイムコードの確認用に重宝しています。Waveformはタイムコードの表示を切り替えるとカーソル移動のステップ解像度も切り替わるため、「小節 / 拍数」以外を選択していると小節の頭出しに手間がかかるのです。本当はブラウザーのマーカー一覧にタイムコードが表示されるとよいのですが。…
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「視覚障害学生石川准と東大図書館員河村宏:その1970年代から21世紀へ」に対するきわめて偏った瑣末な注釈の試み

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今年(2019年)の1月1日に立岩真也氏がたいへんおもしろい座談会を紹介されていました。視覚障害学生石川准と東大図書館員河村宏:その1970年代から21世紀へ話題の中心は石川准氏の勉学と協力する関係者の様子ですが、ちょうど情報機器、特にパーソナルコンピューターの発展する時期と重なっているため、日本での障害者による情報機器利用史にもなっていますし(初期のいわゆる「自炊」の話も出てきたり)、現状のアクセシビリティ関連の状況への批評ともなっています。こういった話は貴重でたいへん興味深く読んだのですが、基本的には記憶に頼った発言なので少々正確さに欠ける面があるのは否めません。というかこまかいことを気にする俺ってどうなの?と思いつつ、せっかくなので気になる点は公開しておこう、ということでコンピューター関係のわかる範囲に勝手にささやかな注釈をつけたいと思います。…
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年の初めに - M01D+GUMI新曲"茜射す空に"公開

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――希望のある内容にしようと思ったのですが、さてうまくいっているでしょうか。茜射す空に(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid V4)というわけで M01D+GUMI の新曲、"茜射す空に"を公開しました。ベースのフレーズを思いついてリズムと組みあわせて、手癖みたいにギターを入れてさあどうしようとなったのですが、シンセブラスを入れることでなんとかかたちになりました。構成なども、普段と変わらないように聴こえると思いますが、これでもけっこう悩んではいるのです。最近ちゃんとして歌もの作ってないなあと思って歌ものにしたのですが、インストのほうがよかったかも。動画は、本当にもう最近はネタがないのですが、なんとか思いついたアイディアを頼りに作りながら考えて、ひとまず最後まではたどりつきました。後半息切れしているように見えるとしたらこんな泥縄式で作っているせいです。もうすこしなんとかならないものか……(<-他人事みたいに言うな)…
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