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Let's vibrate & ray marching! - M01D新曲"Running on the fence"公開

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というわけで M01D の新曲、"Running on the fence"を公開しました。

Running on the fence(Processing + GLSL sound visualization study)

フレーズの断片がたまっている状態なのですこし片付けないと、ということで 2018-03-19(Mon)にメモしておいたベースとドラムのパターンを引っぱりだしてきて完成まで持っていきました。最近作成していた四つ打ち系の曲はベースを動かさないことが多かったのでそこは意識して変えて、構成も手癖にしないようにして、とは言ったものの劇的に違うというほどではないですね、むう。ビブラートや時間的変化のある音色を選んで、自分では聴いていて心地よい曲になりました。M01D の音色にビブラートのかかるものがあると気づいたのはいつだったかなあ。
タイトルは、挑戦とかパルクールとかいった言葉が浮かんだあと、ルースターズの"Sitting on the fence"が思い浮かんだのでそこから連想して決めました。

動画のほうは GLSL でレイマーチング初挑戦。レイマーチングについては次のエントリがわかりやすいでしょうか。

GLSL SandBox で手軽にレイマーチングで遊ぼう

私の環境では Processing は塗りに弱く複雑な描画が容易ではないので、手軽に情報量を向上させるにはよい方法でした。最近は GLSL のライブコーディングの話を Twitter でしている方がいらっしゃるので、そちらから流れてくる Shadertoy などのソースをいじってみたり Web を検索して見つけた次のエントリあたりを読んでいろいろ変更してためてしていたらだんだんかたちになってきました。まだまだわからないことばかりですが。

GLSL は単独では動かないので Processing でホストプログラムを作成して再生した曲の情報(音量など)を引き渡して描画・保存しています。保存処理がなければ HD24fps で問題なく動くのですが、保存するとなると私の環境ではドロップアウト回避のために 640x360 の 18fps まで処理を落とさなければならず、結果動きはともかく解像度はかなり粗い感じになってしまっています。マシンスペックの限界だなあ。
Processing のホストプログラムはフィルタを複数指定できるようにするなど無駄にこった作りにしてしまったのでそのうち公開したいと思います。

次は歌ものかインストか決めてませんが、インストでも四つ打ちじゃないものにしようとは思っているところです。さてどうなりますか。

(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)

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