
2021年の投稿
Every protest has its own position, - M01D新曲"Anchor of Protest"公開
"Melancholy EP 2021-11" is out now
まだアルバムにまとめていない曲で比較的うまく行っているものをまとめた EP を公開しました。 Melancholy EP 2021-11 by Sad Juno 聴いていただける機会をもうすこし増やせればと思ってのリリースです。お聴きいただければ幸いです。
来たるべき騒乱に向けて - ELECTRIBE Wave新曲"Downsized Uprising"公開
――身構えること。
KORG ELECTRIBE Wave新作、"Downsized Uprising"を公開しました。

KORG ELECTRIBE Wave SYNTH音源FACTORY PCMリスト
ELECTRIBE Waveのシンセ音源でPCM波形が使えると知ったのは購入してからでした(ドラム音源がPCMということは知ってた)。PCM波形なので名前から類推できるものも多く、聴いたことのある音色も含まれていたりしたので、一覧があると便利そうと思ったのですが、どうやらどこにもなさそうなので(マニュアルにも載ってない(*))、せっせと書き写したリストをここに公開します。どなたかのお役にたちましたら幸いです。
Visual Studio CodeでProcessing(2021年版)
「Visual Studio CodeでProcessing(2018年版)」を公開してから早や数年。ひさしぶりに読みかえしたところ内容がいささか古びていることに気づきましたので、現時点での最新版をあらためて公開します。手順の概要は次のとおり。 ProcessingおよびVisual Studio Codeのインストール processing-java のインストール(Macのみ) 拡張機能のインストール 実行用設定ファイル task.json の作成
ProcessingおよびVisual Studio Codeのインストール
「幻に祈り捧げながら」 - M01D+GUMI新曲"密やかな追想と"公開
GUMI+M01D music are in store now(一年ぶり八度目)
今年も株式会社インターネットのレーベルVOCALOTRACKSが配信楽曲の募集を行いまして。 http://vocalotracks.ssw.co.jp/contest/megpoid_2021/ 二曲配信していただくことになりました。 ツキノワ…
ELECTRIBE WaveのAbleton Live Project形式エクスポートを試してみた
Confused light制作で使わなかったELECTRIBE Waveの機能にAbleton Live Project形式のエクスポートがあります。Ableton Live使いではない私は2ミックスのバウンス・エクスポート以降はTracktion Waveformに取り込んでiZotope Ozone 9 Elementsで調整といういつものやりかたで済ませたのですが、マニュアルを見てもWebを検索しても同機能の情報が見あたらず、Ableton Live Liteのライセンスもあることだし、ということですこし試してみました。…
Processing 3用動画作成サポートライブラリ"FrameRecorder"公開
Processing 3用の簡単な動画作成サポートライブラリ"FrameRecorder"を公開しました。夏季休暇の自由研究です。 FrameRecorder 先日サイトのアナリティクスをGoogle アナリティクス4に移行したのでアナリティクスレポートをいつもよりすこし注意して見ていたところ、ProcessingライブラリVideo Exportを試すのアクセスがけっこうあることを確認、Processingでの動画作成サポートライブラリには需要があるとのことかと思いましたので、OneShotMovieWorkbench…
A light is always confusing - ELECTRIBE Wave新曲"Confused light"公開
――isn't it?
新作、"Confused light"を公開しました。KORG ELECTRIBE Waveのスタディです。

「めくるめく夜飾る」 - M01D+GUMI新曲"再びの朝"公開
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi機種変更記
春先に発表されてすこし話題になったUQ WiMAXのギガ放題プラス・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi、切り替え案内が届いたので早速申し込みました。Speed Wi-Fi NEXT WX05からの機種変更になります。三日間10GiBの通信量制限が業務リモートワークで窮屈な状況で15GiBへの緩和は急務、そのため切り替えない選択肢はなかったのですが、実際に切り替えてみるといろいろこまかい不満の残る状態。むーん。せっかくなので記録を残しておきます。…
Pleasures are always shredded and momentary - M01D新曲"Shredded momentary pleasures"公開
本をつなぐ: 『植木等伝 「わかっちゃいるけど、やめられない!」』と『ことばが劈かれるとき』を発声法でつなぐ
戸井十月による植木等の評伝『植木等伝 「わかっちゃいるけど、やめられない!」』にこんな一節があります。
〝人の声はみんな頭蓋骨の中で響いているんだけど、人によってその場所が各々違う〟って言うの。〝だから、自分の声が自分の頭蓋骨のどこに響いているのかをちゃんと知っておかなくちゃいけない。それを意識して発声すると、すごくいい声が出るようになる〟なんてこと言うわけ。(戸井『植木等伝 「わかっちゃいるけど、やめられない!」
Is our world weakening? - M01D新曲"Weak vital signs"公開
M01D の新作、"Weak vital signs"を公開しました。
チャドウィック・ボーズマン追悼で映画『21 ブリッジ』を鑑賞、エンドクレジットで流れた曲が印象に残る中で浮かんだフレーズを元に黙々と積み上げたものです。持っていきかたによってはいわゆるシネマティックな音楽になったかとも思うのですが、ある種のゲームミュージックや劇伴のようなドラマティックな展開の語彙を忌避する感覚が自分の中には強くあり、そちらには向かいませんでした。結果として手癖・マンネリのたぐいになっているかとは自分でも思います。しかし感情の操作を肯定し実践するような術を是とするにはいまの世界はあまりに脆弱であるように思えます。衰弱しつつあるように思える世界にあって、ささやかでたしかかもわかりかねる音をひとまず響かせてみせること――目指していたのはそんなことなのかもしれません。…

本をつなぐ: 『小さなチーム、大きな仕事──働き方の新スタンダード』と『資本主義リアリズム』をコールセンターでつなぐ
『小さなチーム、大きな仕事──働き方の新スタンダード』(フリード、ハンソン, 2010)によると、ザッポス・ドットコム(靴を中心としたアパレル関連の通販小売店だそうな)のスニーカーはカスタマーサービスへの情熱により他とは違ったものになっているそうです。
ザッポスでは、カスタマーサービスの従業員は対応マニュアルを使用せず、顧客と長時間話すことが許されている。(略)新入社員は(あとでどこに配属されるにしろ)まずカスタマーサービスでの電話の応対と倉庫での作業に四週間を費やす。 (フリード、ハンソン『…
人称、単数形・複数形 - M01D+GUMI新曲"Future reflected in your eyes"公開
本をつなぐ: 『ジェネラティブ・アート』と『かたち』をエルンスト・ヘッケルでつなぐ
ジェネラティブ・アートをはじめるにあたってまずは読むべき本であると言えるピアソン『ジェネラティブ・アート』には多数の図版が掲載されていますが、その大半は(ある意味当然ではありますが)原著出版時の近作でアートワークのページに名前の掲載のない古い作品は数えるほどしかありません。そのうちの一つ、エルンスト・ヘッケルの作品は「Chapter 8 フラクタル」の直前に配置されています。…
日々を俯瞰したドキュメントとしてのことば - M01D+GUMI新曲"ほどく、つなぐ"公開
レビュー: レコルト コンパクトライスクッカー
ついに炊飯器を導入したので簡単なレビューを。 最近諸事情により業務拘束時間11時間超という状態が常態化しておりました。現在リモートワーク継続中なので終業後通勤時間なしでただちに自分の時間になるのはよいのですが、逆に問題になるのは夕食。外食には頼れず簡単とはいえ自分で用意することになり、休息優先でなるべく手間をかけないとなるとやることは限られてきます。炊飯を電子レンジで済ませてていた身としてはまずこの時間がボトルネックだったので(そこかい!というツッコミはなしで)、多少なりとも効率化を図るためにスイッチを入れたら放置できる炊飯器購入を決断するに至った次第。購入したのはこちらです。 レコルト コンパクトライスクッカー…
Look at our scars - "Scars EP 2021-01" is out now
あたらしい EP を公開しました。 Scars EP 2021-01 by Sad Juno bandcamp での EP リリースは方針が定まっておらず、思いつきのリリースを散発的に行っていますが、今回は主張に沿って(曲間なしにした理由もそれ)アンソロジー的にまとめたリリースとなります。アルバム制作には(私の場合既発表曲をまとめるだけとはいえ)どうしても時間も手間もかかるため、今後もこのかたちでリリースしていこうかと考えているところです。10 分に満たない小品ですが、お聴きいただければ幸いです。