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レビュー: レコルト コンパクトライスクッカー

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ついに炊飯器を導入したので簡単なレビューを。

最近諸事情により業務拘束時間11時間超という状態が常態化しておりました。現在リモートワーク継続中なので終業後通勤時間なしでただちに自分の時間になるのはよいのですが、逆に問題になるのは夕食。外食には頼れず簡単とはいえ自分で用意することになり、休息優先でなるべく手間をかけないとなるとやることは限られてきます。炊飯を電子レンジで済ませてていた身としてはまずこの時間がボトルネックだったので(そこかい!というツッコミはなしで)、多少なりとも効率化を図るためにスイッチを入れたら放置できる炊飯器購入を決断するに至った次第。購入したのはこちらです。

レコルト コンパクトライスクッカー

合目的性だけを考えると最適な製品は別にあったのですが、なんか見かけて呼ばれてる気がしたので。

機能的にはたぶん普通の低温調理機能つき炊飯器で、炊飯時間も普通(40分くらい、早炊き機能はありますがそれでも10分速くなるくらい)。また取扱説明書にもあるとおり洗米後の浸水が前提です。時間を重視する人には向きませんし、無洗米で内釜の目盛りを守って水に浸すとだいぶ固めに仕上がります。私の試したところ、無洗米のときは電子レンジで炊飯するときと同じくらいの量の水で浸して30分くらいしてから炊きはじめるとちょうどよい感じになります。

タイマーは炊飯開始時間ではなくできあがり時間を指定する形式。炊飯器には明るくないのですが、一般的な指定方法なのでしょうか。最初誤解してて狙いより早く炊きあがらせてしまいました。保温機能があるので多少早くなってもまったく問題ありませんが。

ちょっと気になる点として、まずは調理中に断続的に発生する音。なんかときどきカチカチ音がします。頻度は多くありませんし、おおきいわけでもありませんが、気になる人は気になるかも。また蓋を開けたときに蓋についた水がうしろに垂れることがあるので雑な取りあつかいには要注意。加えてもうひとつ、保温状態でコンセントを抜くと次に挿したときも保温状態になる点も注意が必要かと思います。実害はなさそうな気もしますが、準備しているあいだに無駄に温まってしまうというのはあまりいいことではないでしょう。

肝心の味ですが、比較対象を電子レンジでの炊飯とすると、水加減をまちがえなければまちがいなく成功するのは圧倒的にありがたいです。炊きむらも生じません。さすが専用の調理器具。何万円もするようなものと比較すれば劣るところもあるのでしょうが、私のいまのところの用途からすれば必要十分。おかげさまで残業後の食事のクオリティが若干上がり準備もいくぶん気が楽になりました。とはいえこれに安心して長時間労働を常態化させるのではなく、定時で仕事が収まる状態を目指さなければ……

あ、Webページでも触れられている専用レシピブックは24レシピ掲載、そのうち14がご飯もの・お粥ものです。気分に余裕ができたら試してみようかと思います。

というわけでコンパクトな炊飯器をお探しの方は候補のひとつとしてよいのではないかと思います。私のような料理に執着のない人間が言っても説得力はないかもしれませんが。

なお炊飯器ではなく電気圧力鍋の導入も検討したのですが、保温時間や自身のスキルを鑑み時期尚早と判断して見送りました。さて私が圧力鍋を使い始める未来が訪れることはあるのでしょうか?

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