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My first studies using KORG M01

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 既報のとおり、生産完了の報を受けてついKORG M01を購入してしまいました。ガジェット楽器のメインプラットフォームがiPadに移行した現在、生産完了の判断は残念な話ではありますが仕方がないと言わざるを得ません。ペンとフィジカルコントローラーを組みあわせたインターフェースにはまだまだ可能性があるとは思うのですが。
 まあそれはそれ。せっかく買ったのだから使わなくちゃね(<- 使ってないものがたくさんあることはとりあえず忘れる)、ということでさくっと二曲ほど作ってみました。
 一曲目はM01購入前に書きとめておいたシーケンス想定フレーズを利用したもの。

 DS-10 PLUSで作ったらもっとテクノなりエレクトロニックなりの感じになったと思いますが、M01で音色を選択してフレーズを重ねていったらわりにリッチな感じになりました。まあリッチとは言ってもいま風リアルではなくて初期デスクトップミュージックの感じですけど。やっぱりDS-10とは質感がぜんぜん違いますね。トータルで使った音符数は多くありませんが、トラックは七つ使って、同時発音数はピークで11まで行ってます。
 しかし作り終えてあらためて見直してみるとM01を使っていながらM1由来の音色はひとつもないという体たらく。これではいかん、ということで二曲目はM1音色縛りで。

 宮内優里さん風のリフを思いついたと思って取りかかってみたのですが、まとまってみたらぜんぜん違いました。やはり人の真似で何かをなそうなどと考えてはいけないという教訓でしょうか(<- 考えるポイントが違う気がする)。めずらしくコード進行主導でギターのオープンコードの押さえかたをいっしょうけんめい脳裏に浮かべながら和音を構成してみたりしたんですけど、さて、その成果はありやなしや。

 しかしPCの音楽制作用のディレクトリを見ているとそろそろアルバムイメージを作ったらどう?と私のゴーストがささやく気がするのですが気のせいでしょうか……

(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)

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