Lit + Deno + Packup でお手軽に Web Components 定義で記した通りLitのコンポーネントが開発できるようになったので、前回の更新ではブログ部分のVue.js 2コンポーネントを Lit コンポーネントに置き換えて Vus.js 依存を解消しました。Lit の使いかたがすこしわかってきたので、把握した注意点をメモとして残しておきます。 以下すべて Lit v2.3.1 時点の話となります。また理解不足により誤りを記しているかもしれません。ご容赦を。 CSS フレームワークとの併用ではシャドウ DOM は使わない Lit のコンポーネントはシャドウ…
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IE サポート終了でWeb Componentsもいよいよ実用フェーズかと Web Components 開発用ライブラリLitのドキュメントに目を通していて、これはDenoを使えばお手軽なのでは?とひらめき試してみたところあっけなく成功したので共有。 Deno をインストール まず Deno をインストールしていなければインストールします。Windows なら Windows Package Manager(winget)でインストールできればお手軽なのですが、残念ながらまだ存在しません(Release Builds on WinGet Pkgs · Issue #5640 ·…
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Parcel は便利、でも Jest を使うなら……の続き。 バージョン 2 リリースまで長い停滞期間のあったParcel、最近は開発が活性化しています。 バージョン 2 になって取りあつかいがおおきく変わったのがBabelの設定。 presets での @babel/preset-env や @babel/preset-typescript 、 @babel/preset-react の指定は Babel の設定としては定番ですが、Parcel はこの指定があるとしつこく警告します。 @parcel/transformer-babel: Parcel includes…
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地味に間欠的に開発を続けている個人用勤怠記録 Web アプリWorking time around、開発の停止した Material Component for React(MDC React)をいつまでも使い続けるのもなあ、ということでMDC Web on other frameworksで紹介されているRMWC: React Material Web Componentsに置き換えました。RMWC の日本語の情報はほとんど見かけないのでちょっとメモ。 グリッド関連のコンポーネント、一行のときは行(GridRow コンポーネント)を省略して列(GridCell…
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working-time-aroundではバンドラーにParcelを採用しました。試してみたかった、設定作業はしないに越したことがない、というのがその理由。実際に試してみるとなんにも準備せずに実行できる手軽さは圧倒的ですね。手放しでほめたくなります……が、ちゃんと開発するにあたってはおおきな落とし穴が。 Jest使いはじめて気がついたのですが、Jest はbabelと協調して動くので、Parcel では不要な babel の設定も Jest 用に用意しないといけないのでした……だったらwebpackで設定統一したほうがまちがいがおきなくてよいではありませんか! Parcel と Jest +…
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2020-01-19(Sun)追記: 昨年 11 月に MDC-React is no longer under active development と宣言されていました。アップデートされないと思ったらそういうことだったのか…… working-time-aroundでは UI ライブラリとしてMaterial Component for React(MDC React)を採用しました。バージョンは v0.15 とまだメジャーバージョンはリリースされていませんが、ベースとなるMaterial Component for the Webが今年二月に v1.0.0 リリース後 v3.2.0…
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2022-10-17(Mon)追記: 2018 年公開の本エントリの指摘対象はいわゆる Edge Legacy で Chromium ベースの 2022 年現在の Edge にはあてはまらないため、タイトルを「Microsoft Edge の fetch API 実装は現在のところ問題あり」から変更しました。 ここのところ業務ではしばらく Single Page Application(SPA)と Web API で構成された Web アプリケーションを開発しています。担当は主に SPA 側。最近は SPA も Internet Explorer…
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Material Design Lite(MDL)は画像その他のリソースの有無をチェックし、存在しないときは非参照の表示が表に出ないよう調整します。そもそもこの機能がありがたいかは議論の分かれるところだと思うのですが(指定ミスに気づかない可能性が高まりますし)、対象のひとつである iframe 要素では別の問題も生じます。読みこみが二回発生してしまうのです。iframe 要素の参照先は比較的重いコンテンツになるので、これはありがたくない動作です。本来なら MDL が解決の方策を用意すべきだと思うのですが、残念ながら v1.3.0 の時点ではそうなっていません。…
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