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タグ: Tracktion

マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(バグ編)

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Artisan Collectionを魅力的に感じつついまだにWaveform 10にアップグレードせずWaveform 9を使い続けている私ですが、バグに遭遇するとやっぱりアップグレードすべきかと気持ちが傾きます……もっともあたらしいバージョンでバグが修正されているとはかぎらないわけですが。というわけでひさしぶりのWaveform小ネタ集は誰かの役に立つやも知れぬと考えて私の把握しているWaveform 9のバグの話。

ボリュームオートメーションが正常に動作しない

これは確実に発生するわけではないのですが、ボリュームのオートメーションを設定するとボリュームがオートメーションの最後の値に固定されてしまうことがあります。トラックに設定してもクリップに設定しても同じ。私は(圧縮の効率が多少よくなるだろうとの判断で)余計なノイズをなくそうとよくクリップ終盤のボリュームを絞るのですが、このバグに見舞われると再生でもレンダリングでも出力なしになってしまいます。私の使いかたではたいした影響はありませんが、見舞われたらけっこうこまる人もいるのでは?…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集(その2)

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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集」でTracktion Waveformの小ネタを三つほど挙げましたが、「茜射す空に」制作でまだいくつか書いていないネタを思いだしたのでメモとして残しておきます。

マーカーへの数字入力による移動

これなんかマニュアル読まなかったら絶対気づかなかったと思うのですが、マーカートラックに追加したマーカーの設定にある「ナンバー」はショートカットのインデックスとして使えるようになっていて、すべてのコントロールが入力状態になっていないときにそのナンバーをタイプしてEnterキーを選択するとカーソルがマーカーの先頭に移動します。一般的にはこの機能はマーカーで指定したパートの頭出し用なのでしょうが、私は動画制作時にカットを切り替えるタイミングのタイムコードの確認用に重宝しています。Waveformはタイムコードの表示を切り替えるとカーソル移動のステップ解像度も切り替わるため、「小節 / 拍数」以外を選択していると小節の頭出しに手間がかかるのです。本当はブラウザーのマーカー一覧にタイムコードが表示されるとよいのですが。…
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マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集

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今年のブラックフライデーはIK MultimediaのiLoud Micro Monitor一万円引きに動揺しつつもTracktion Waveformの最新版(9)へのアップグレードのみで事なきを得ました。Waveform 8はTracktionから直接購入したの日本語マニュアル入手が目的のひとつだったのですが、蓋を開けてみるとマニュアルのほうはまだ8どまり。がんばってくださいよ、メディアインテグレーションさん。とはいえ英語のマニュアルなんて目も通しもしなかったので、知らないこともたくさんあるに違いないと日本語マニュアルをざっと通して読んだところ、予想どおり便利機能をいくつも発見。どれもWaveform 8になってからの新機能ではなく旧バージョンでも使えそうなので、私のようにマニュアルを読まない人のためにWebに情報をいくつか残してみます。…
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Tracktion Waveformの出力するWAVはBroadcast Wave Format

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Tracktion T7がフリーになったとのことなので、後継のTracktion Waveformの小ネタをひとつ。Tracktion Waveformのレンダリング機能で出力するWAVファイルは普通のWAVではなくBroadcast Wave Formatという形式になります。Broadcast WAV File Format - BBC R&DBroadcast Wave Format - Wikipedia先のリンク先によれば、普通のWAVには存在しないメタデータ(RIFFチャンク)が存在するとのこと。Tracktion Waveformのレンダリング結果の場合具体的には次になります:JUNK…
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Waveformの動画機能は使えるか?

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2011年10月に公開したエントリ、SONAR X1 LEの動画機能は使えるか?へのアクセスがいまだにそこそこあるので、二匹目のドジョウ狙いでWaveformについても触れておきましょう。先のエントリを記した際は知らなかったのですが、DAWの動画機能の主な目的は完成した動画に音楽をあわせることで、Cubaseにも機能があったりします。いまどきのDAWなら用意してあたりまえだよね?という感じかもしれませんが、Waveformの同機能は率直に言っておまけの域を出ないと言わざるを得ません。以下その理由を簡単に挙げますと……タイムコードは秒 / フレーム(24 / 25 / 30)表示に対応ただし切り替えると「カーソルを左に」「カーソルを右に」の移動単位が5秒に…
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ミュートトラックのMIDIクリップはエクスポートされない - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5ではMIDIクリップのスタンダードMIDIファイルへの出力はコントロールセクションExportボタン選択で表示されるRender to a file...メニューから行います(フォーマットでMIDI fileを選択)。この操作方法からすると自然といえば自然なのですが、ミュートしているトラックに含まれるMIDIクリップはエクスポートの対象になりません。対象がミュートされているMIDIクリップのみのときはファイルも作成されません。まぎらわしいことに操作は問題なく行え、Render Completeというメッセージまで表示されるのですが……。ファイルが作成されないときはミュート状態を確認しましょう。…
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レンダリング範囲を指定するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5で音声をファイルにレンダリングする際、何もしないと最後のクリップの末尾でレンダリングが終了し、ディレイやリバーブを使っていると残響が断ち切られます。残響まで含めるにはマーカーで明示的に指定します。マーカートラックにマーカーをドラッグ&ドロップしてマーカーを作成します。マーカーを選択し、プロパティパネルでマーカーの長さを調整します。コントロールパネルで"export"-"Render to a file"を選択します。表示されるダイアログで"Only Render Marked Region"をチェックして"Render"ボタンを選択します。2017-02-25(Sat)追記
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ループ再生するには? - Tracktion 5初心者FAQ

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Tractkon 5でループ再生するにはインマーカーとアウトマーカーを設定します。マーカーの設定はキーボードで行います。インマーカー・アウトマーカーともドラッグで移動できます。ループ再生開始位置にカーソルを移動して'i'キーを押します。ループ再生終了位置にカーソルを移動して'o'キーを押します。画面右下トランスポートセクションのループボタンを選択します。再生します。参照:イン/アウト マーカーとは? どうやって移動するのか?
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Tracktion 5を試してみた

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With my favorite bicycle制作の際にSONAR強制終了の嵐に見舞われたので、別のDAWへの移行も考えたほうがいいかと思い、Working time is over now!制作にはTractkon 5を使ってみました。Tracktionについては、古いバージョンの話になりますが、ICONの記事「カルト的人気を誇るDAW「Tracktion」が遂に復活! Tracktion Softwareスタッフに訊く、復活までの経緯と今後の展開(プレゼントもあります!)」がくわしいのでそちらをお読みください。選択のいちばんの理由はフリーなのでなんの気兼ねもなく試せること(Podium Free
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