いまさらの話題で恐縮ですが、ProcessingのVisual Studio Code(VS Code)用拡張機能が2025年8月に公開されました。
Processing - Visual Studio Marketplace
本ブログでは過去2度ほどVS CodeでProcessingを使う方法を解説しましたが、公式拡張機能公開によりいずれも過去のものとなりました。
過去のものになった理由はもう一つあります。Mac版は確認できる環境にないのですが、Windows版Processingのインストール方法はバージョン4.3までのZIPファイルをダウンロードして展開する方式からバージョン4.4でインストーラーでインストールする方式に変更されました。そのインストーラーでインストールされたファイルの中には過去のエントリで呼び出すこととしていたprocessing-java.exeが含まれないのです。つまりWindows版ではインストーラーでインストールしたProcessingはIDEで利用するしかなくなりました。
バージョン4.4でprocessing-java.exeを含めなくなったのは拡張機能の開発が進行していたからでしょう。公式に提供されるならそれに越したことはありません。Processingの開発をVS Codeで行うときは公式拡張機能を使いましょう。



