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Tribute to MUTE BEAT and "STALIN" - M01D"Culvert"

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さてタイトルのように聴こえますでしょうか。

Culvert(Processing sound visualization study)

思いついたベースパターンをしばらく頭の中で繰りかえしていたらメロディが乗っかり、そのメロディがトランペットにするしかないという感じだったのでミュート・ビートをイメージモデルにして全体を構成してみました。私にとってトランペットと言えばミュート・ビートですから。M01Dの音色じゃしょぼくなるだろうなあと思っていたのですが、ダブっぽく深めにリバーブをかけたら聴けるようになりました。最初と最後のディレイはミックスでの操作です。
 しかし振りかえってみると楽曲的には三原重夫さん渾身の一枚である『STALIN』のほうにより影響を受けているようにも思います。「見せたくない」とのベースの類似という表面的な側面もありますが、より本質的にはコードシンボルに頼らない作品作りという点において。「人のケツ見て24年」は音楽制作の自由さを教えてくれたという点で現在の私の活動の基礎のひとつと言えます。
 リズムはあえて打ち込み感重視でパターンのバリエーションを作らない方向で固めてみました。

動画のほうはMinimのビート検出機能をはじめて使ってみました。右チャンネルをキック、左チャンネルをハイハットに割りあててみましたが、精度はよくわかりませんねえ。予測のつかない感じになった点は想像以上でしたが。六角形ネタは別の機会にもうちょっと追いこみたいところです。

あ、音楽リスニング環境が復活していないため本作のミックスはヘッドフォンのみで行っています。音楽リスニング環境が復活したらミックスやりなおすかも。

(これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)

2017-04-24(Mon)追記: この曲を含むアルバム"Phase Transition"をリリースしました

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