気まぐれメモランダム / でたらめフィードバック

タグ: GLSL

『リアルタイムグラフィックスの数学』サンプルコードを Processing で動かすハードルは高かった

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巴山竜来『リアルタイムグラフィックスの数学』は数学観点からノイズやレイマーチングを解説する薄いながらも内容の濃い本で、濃い故に私のような数学に馴染みのない者にとっては容易に読み進められる内容ではなく、また掲載されているサンプルコードからの抜粋と書籍用に編集された図版とではうまく擦りあわされていないと感じる点もあり、理解には別途配布されているサンプルコードの入手は必須です。このサンプルコードが Processing でも使えるか気になるのは Processing 使いとしては当然。そこで余裕が出たタイミングでまず何も考えずにPShaderで読み込んでみたところ、次の無慈悲なメッセージに遭遇する羽目になりました。…
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Processing製GLSLホストプログラム、SoundVisualShaderBase公開

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主にインストの拙作のYouTube公開用動画生成に用いることを想定したProcessingプロジェクト、SoundVisualShaderBaseをGitHubで公開しました。SoundVisualShaderBase先のエントリにあるとおり最近GLSLでの映像生成に手を出しはじめたので、SoundPotentialFrameからGLSLのホスティングに必要な機能を抜き出したみたいなプログラムです。コードを読めばわかるとおり、GLSLファイルを読みこんで音声を再生、再生時の各種の値をGLSLに渡して描画、くらいしかしてません。GLSLのホスティングとかいいながらフラグメントシェーダーにだけ対応、バーテックスシェーダーには未対応で、ライブローディングもできないので、何のためのプログラムなのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、複数フィルターを取りあつかえるようにしたので再生中にそれらを抜き差しするだけでもそれなりに楽しめます。動画生成用の静止画出力も可能です。実用的に使うには強力なマシンスペックが必要ですが………
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Let's vibrate & ray marching! - M01D新曲"Running on the fence"公開

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というわけで M01D の新曲、"Running on the fence"を公開しました。Running on the fence(Processing + GLSL sound visualization study)フレーズの断片がたまっている状態なのですこし片付けないと、ということで 2018-03-19(Mon)にメモしておいたベースとドラムのパターンを引っぱりだしてきて完成まで持っていきました。最近作成していた四つ打ち系の曲はベースを動かさないことが多かったのでそこは意識して変えて、構成も手癖にしないようにして、とは言ったものの劇的に違うというほどではないですね、むう。ビブラートや時間的変化のある音色を選んで、自分では聴いていて心地よい曲になりました。M01D の音色にビブラートのかかるものがあると気づいたのはいつだったかなあ。…
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ProcessingでOpenGLシェーダーを使う(2018年版)

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SoundPotentialFrameの開発で簡単にできそうだったのでOpenGLシェーダーのフィルター利用機能実装を試みてみました。しかし Web で簡単に入手できる情報には古いものも多く、見よう見まねで適用するだけでは使えなかったりで動くようになるまで四苦八苦。Processing で OpenGL シェーダーが利用可能になったのはバージョン 2.0 で、その後 Processing も OpenGL も(シェーダ記述言語GLSLも)バージョンアップを重ねているため、いろいろ情報に齟齬が生じている模様です。いや、Processing 公式の説明をちゃんと読めって話なわけですが。具体的には次のあたりで引っかかっりました:…
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