Artisan Collectionを魅力的に感じつついまだにWaveform 10にアップグレードせずWaveform 9を使い続けている私ですが、バグに遭遇するとやっぱりアップグレードすべきかと気持ちが傾きます……もっともあたらしいバージョンでバグが修正されているとはかぎらないわけですが。 というわけでひさしぶりのWaveform小ネタ集は誰かの役に立つやも知れぬと考えて私の把握しているWaveform 9のバグの話。 ボリュームオートメーションが正常に動作しない…
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「マニュアルを読まない私のためのTracktion Waveform小ネタ集」でTracktion Waveformの小ネタを三つほど挙げましたが、「茜射す空に」制作でまだいくつか書いていないネタを思いだしたのでメモとして残しておきます。 マーカーへの数字入力による移動…
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今年のブラックフライデーはIK MultimediaのiLoud Micro Monitor一万円引きに動揺しつつもTracktion Waveformの最新版(9)へのアップグレードのみで事なきを得ました。Waveform 8はTracktionから直接購入したの日本語マニュアル入手が目的のひとつだったのですが、蓋を開けてみるとマニュアルのほうはまだ8どまり。がんばってくださいよ、メディアインテグレーションさん。…
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2018-12-28(Fri)追記: Synthesizer V、2018-12-25(Mon)に正式版がリリースされました。ユーザーインターフェースも大幅に強化されたとのこと。 SynthV正式版の新機能をチェックしてみた 本エントリはあくまでTechnical Previewの感想ということでご承知おきいただければ幸いです。 先のエントリで記したとおり、Lights in Citiesの歌の制作にはSynthesizer V Technical Preview](https://synthesizerv.com/)を使用しました。…
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Tracktion T7がフリーになったとのことなので、後継のTracktion Waveformの小ネタをひとつ。 Tracktion Waveformのレンダリング機能で出力するWAVファイルは普通のWAVではなくBroadcast Wave Formatという形式になります。 Broadcast WAV File Format - BBC R&D Broadcast Wave Format - Wikipedia 先のリンク先によれば、普通のWAVには存在しないメタデータ(RIFFチャンク)が存在するとのこと。Tracktion…
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アルバムイメージとしては八枚目、全編歌ものとしては三枚目、"Snapshot"を公開しました。 Snapshot by Sad Juno 収録作は前作"Little Wish"に引き続きすべてKORG M01Dによるもの。他の制作環境への挑戦をさぼっているだけという話もありますが。 一曲を除き先ごろ開発終了がアナウンスされたCakewalk SONAR Artistを利用したアルバムでもあります。この先同じ音はたぶん二度と鳴りません。 収録作は一曲を除きiZotope Ozone…
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先日公開した『しるしのゆくえ』でマスタリングに使用したiZotope Ozone 8 Elements、Web上にあまり日本語の情報がないようなのでレビューを簡単に。 このOzone 8 Elements、名称からはOzone 7 Elementsのバージョンアップ版に思えますが、Elementsの機能制限のしかたが7と8でだいぶ変わっているため、かなり違ったものになっています。Ozone 7 Elementsの売りは豊富なプリセットで、ユーザーにできることはプリセットの選択とEQおよびダイナミクスの適用量調整のみ。一方Ozone 8 ElementsではOzone 7…
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2011年10月に公開したエントリ、SONAR X1 LEの動画機能は使えるか?へのアクセスがいまだにそこそこあるので、二匹目のドジョウ狙いでWaveformについても触れておきましょう。 先のエントリを記した際は知らなかったのですが、DAWの動画機能の主な目的は完成した動画に音楽をあわせることで、Cubaseにも機能があったりします。いまどきのDAWなら用意してあたりまえだよね?という感じかもしれませんが、Waveformの同機能は率直に言っておまけの域を出ないと言わざるを得ません。以下その理由を簡単に挙げますと…… タイムコードは秒 / フレーム(24 / 25 / 30)表示に対応…
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――した曲を作りたかったのです、が。 <p>Smooth Stream(Processing Sound Visualization Study)

某超有名曲のフレーズを元にしたリフを思いついて、ミニマルなテクノの長い曲を目指したのですが、物足りなくなって長めのフレーズを入れたらぜんぜん違う方向に行ってしまって、結局最初に思いついたリフは登場する機会がなくなってしまいました。まあそういうこともあるさ。 前回のインスト同様リバーブはTracktion…
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Tractkon 5ではMIDIクリップのスタンダードMIDIファイルへの出力はコントロールセクションExportボタン選択で表示されるRender to a file...メニューから行います(フォーマットでMIDI fileを選択)。 この操作方法からすると自然といえば自然なのですが、ミュートしているトラックに含まれるMIDIクリップはエクスポートの対象になりません。対象がミュートされているMIDIクリップのみのときはファイルも作成されません。まぎらわしいことに操作は問題なく行え、Render…
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Tractkon 5で音声をファイルにレンダリングする際、何もしないと最後のクリップの末尾でレンダリングが終了し、ディレイやリバーブを使っていると残響が断ち切られます。残響まで含めるにはマーカーで明示的に指定します。 マーカートラックにマーカーをドラッグ&ドロップしてマーカーを作成します。 マーカーを選択し、プロパティパネルでマーカーの長さを調整します。 コントロールパネルで"export"-"Render to a file"を選択します。 表示されるダイアログで"Only Render Marked Region"をチェックして"Render"ボタンを選択します。…
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Tractkon 5でループ再生するにはインマーカーとアウトマーカーを設定します。マーカーの設定はキーボードで行います。インマーカー・アウトマーカーともドラッグで移動できます。 ループ再生開始位置にカーソルを移動して'i'キーを押します。 ループ再生終了位置にカーソルを移動して'o'キーを押します。 画面右下トランスポートセクションのループボタンを選択します。 再生します。 参照: イン/アウト マーカーとは? どうやって移動するのか?
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With my favorite bicycle制作の際にSONAR強制終了の嵐に見舞われたので、別のDAWへの移行も考えたほうがいいかと思い、Working time is over now!制作にはTractkon 5を使ってみました。Tracktionについては、古いバージョンの話になりますが、ICONの記事「カルト的人気を誇るDAW「Tracktion」が遂に復活! Tracktion Softwareスタッフに訊く、復活までの経緯と今後の展開(プレゼントもあります!)」がくわしいのでそちらをお読みください。 選択のいちばんの理由はフリーなのでなんの気兼ねもなく試せること(Podium…
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そんなわけでiKaossilatorとSONAR X1 LEで習作を作ってみました……って、え? あれ? <p>Awaiting(iKaossilator study with SONAR X1 LE)

きっかけはKORG appさんのツイート。いつのまにかiKaossilatorにAbleton Liveプロジェクト書きだし機能が増えているではありませんか……いや、公開当時にも目にしていた情報かもしれませんけれども。当時はあまり興味を覚えなかったのですな。…
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M01Dの保存データをたしかめたところ断片しか記録していない時期を確認しまして、これではいかんということでその中のひとつをかたちにしてみました。インストです。 <p>Unfocused Illusion(Processing Study)

リズム隊とDW-PianoとDW-Clavのコンビネーションで作ったパターンが元なので、結果としては普段使わない音色を使おうシリーズになってます(前作は“Initial…
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三枚目のアルバムイメージを作ろうかと作った曲のプレイリストをあれこれしつつ、インストに後から歌詞がついたもののあつかいをどうしようかなあと考えていたところ、EPで別にすればいーじゃんとの天の声が脳裡にひらめいたのでさくっとコンパイルしました。 Additional Edition EP by Sad Juno うむ、これはこれでまとまっていると言えるのではないでしょうか。お聴きいただければ幸いです。 ちなみにTea Time ChatとMuted…
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今年も苛立つことは多かったけれど、互いを分断するような言葉が蔓延したのには本当に堪えた。連帯という言葉をいま無条件に肯定できないことは残念ながら歴史的経緯から明らかだが、しかしその回路をはじめから閉ざすこともないはずだ。にもかかわらず現実にはそんな可能性など欠片もないかのような物言いがあたりまえの顔で乱舞する、相手を貶めるような言葉を積み重ねた果てに展望が開けるとは思えないし、なによりも他人を蔑み傷つけることで魂の安定を得る不幸に想いが至らない人々の多さには嘆息するしかない。…
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Q: なにに? A: 置き場所要注意のブツ。 <p>Cover - 天体観測(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)

テンポ落として女性ボーカルの歌いだしではじめるというアイディアをいつ思いついたかはもう判然としませんが、けっこう前であることはたしかです。まあ実現するあてもなくネタとして頭の片隅にしまっておいたわけですが、ボーカロイドなんてものに手を出したおかげでなんとかできなくもないようになったわけです、はい。…
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いくらでも作れそうな気もしてきました。 Phantom Ripple ……問題はどれを聴いても同じと思われてしまいそうな点ですが…… (これまでの作品は「はりぼてミュージアム」からどうぞ)
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ムービークリップも作ってみました。 <p>遠い傷痕(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper)

曲のほうを作っているあいだはアイディアがわかず、ピアプロで探してもしっくりくるものがなかったので今回はまあいいかと思っていたのですが、曲を固めて公開準備をはじめたあたりでふっとイメージが浮かんできたのでした。人間の想像力っておもしろいなあ。…
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……と表現してもけっしておおげさというわけでもなく。 遠い傷痕(feat. GUMI, VOCALOID Megpoid Whisper) 学生のころから長いあいだ頭の中だけでいじくりまわしてきた曲をかたちにしてみました。こうなると「ついに」という形容がふさわしいかと。なにはともあれたいへん感慨深い。長生きしているといろいろなことがあるものです……単に執念深いということになるのかもしれませんが。 もっとも頭の中できちんとまとまっていたのはメロディだけで、アレンジだとイントロからBくらいまで、歌詞は一番の途中まででしたから、あらためて作った部分もけっこう多いのですけど。…
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Windows 8発売を間近に控えたせいかどうか、常用ThinkPad T61のマウスボタンも不調になりはじめ、そろそろWindows 7マシンを確保しておかないとなあと思っていたところにThinkPadが6列キーボード採用のニュースが飛びこんできまして。6列になるのはまあいいとしてもPageUpキーとPageDownキーが右端にないのはいや、ということで新モデル発表後に全モデルの購入に踏み切りました。ThinkPad…
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一部ではGUMI誕生祭とかいうもので盛りあがっているようでして。 http://www.ssw.co.jp/products/vocal3/megpoid/hb/index.html まああんまし関心があるわけでもなく関係もないわけですが、その中で楽曲コンテストというものをやっているのを目にしまして。 http://www.ssw.co.jp/products/vocal3/megpoid/hb/index.html#2 応募規定の曲長1分半から2分程度という条件が妙に頭に残ってしまって、なんとなくひとつかたちにしてみました。 <p>
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某所でレジデンス中のアーティストがリビングルームをキーワードにした展覧会をやってまして、ちっと足を運んでみたわけです。 まあ行ってみたらあんまり自分の関心と交差するところのない展覧会だったのですが、こんなテーマでこんな空間でサウンドインスタレーションするとしたらどんなだろうと思ったらふと思い浮かびまして。 ちょうど仕事で昼間自宅待機の日があったので延べ一日くらいでまとめてみました。 In Closed Blue Room http://www.dbc-works.org/feedback/resource/Music.DAW/In%20Closed%20Blue%20Room.mp3…
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……なんて作った本人が言うもんじゃないんでしょうが、やっぱり「なんだこれは」という感じなのです。 Small meteor shower DS-10ではむずかしいピアノのフレーズを思いついたのでふたたびSONAR X1 LEでの習作に取り組んだわけです。コード進行での展開は作らないぞと固く心に決めて、というのはワンパターンにおちいるに決まっているからですが、そしたらこんなんなるわけで、うーん。 まあレイヤー機能を理解したり(トラック内トラックっつーかサブトラックっつーかちゅう感じですね)選択動作の挙動を把握したりと作業の成果はいろいろありました……作品とは関係ないって? すいません。…
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せっかく手に入れたんだから本来の使いかたもしてみよう、ということで習作を作ってみました。SONAR X1 LEとその付属品しか使ってません。 World goes on(Demo) 操作に慣れるためという意味あいが強いので音色や構成は追いこんでません……というか、音色は追いこめるのかまだよくわかってません。まあアマチュアだからさっさと出してしまうのが吉ということで。 以下試行錯誤した感想をいくつかあげてみますと…… ソフトシンセのCakewalk Sound Centerのサウンドは意外にバリエーションがなくて鉄琴なんかも入っていません。この点はMUSIC CREATOR…
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Processingの動画生成機能は音声は考慮されていないので結合は別途行う必要があります。普通そういった用途にはAdobe PremiereやCyberLink PowerDirectorといったノンリニアビデオ編集ソフトを使うのでしょうが、習作>作成の際に私が選んだソフトウェアはCakewalk SONAR X1 LEでした。なんでそんなことになっているかと言いますと…… いままで動画は興味の対象外だったのでノンリニアビデオ編集ソフトなんて持ってない。 フリーのエンコーダーとWindowsムービーメーカーを組みあわせて試してみたものの結果はやはりかんばしくない。…
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DS-10の録音ものにやっぱりリバーブくらいはかけたいなあ、入門用のDAWくらい買うかなあと思いながらWebをさまよっていたところREAPERというソフトを発見。フリーのバージョンがダウンロードできるというのでつい入手してしまったのが運のつき、MIDIシーケンサやらフリーのVSTプラグインやらまでダウンロードして使えるようにしてしまいました。現在本格的な音楽製作は無理そうですがやろうとしていることはできなくはないというところ。何やってんだか。この先に進むと底なし沼にはまるのはまちがいないのでさすがに躊躇しています。 とりあえずDS-10で以前作った“Pray Gray”をリメイクしてみました。…
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