
タグ: 音楽
その怒りは - KORG Gadget新曲"Stand with Naked Anger"公開
エントリを表示抵抗も生存も - M01D新曲"resistance reflecting"公開
エントリを表示その歪んだ醜い心が - M01D新曲"tears without"公開
エントリを表示この過酷な地表を - GUMI+M01D新曲"facing the underpass"公開
エントリを表示横たわりながらも仰ぐのは - DSN-12新曲"beat under blanket"公開
――希望。
KORG DSN-12 での新作、"beat under blanket"を公開しました。お聴きいただければ幸いです。 今回タイトルを決めるにあたっては高島鈴『布団の中から蜂起せよ』をよすがにしました。

淀んだ生活における喜びは - M01D新曲"Pleasure(in a stagnant life)"公開
エントリを表示死者のたわごとよりも - M01D+GUMI新曲"亡骸の背で"公開
エントリを表示失われた言葉を - M01D新曲"Around (lost) words"公開
互いを排除せずに - M01D新曲"Will(to keep death away)"公開
重くひび割れた未来を - M01D新曲"Heavy Cracked Future"公開
エントリを表示底に届く光は - M01D新曲"Ray across the bottom"公開
エントリを表示明けぬ夜はないはずと - ELECTRIBE Wave新曲"Midnight Slipping"公開
――落ち着かない心に言い聞かせながら。
KORG ELECTRIBE Waveでの新作、"Midnight Slipping"を公開しました。お聴きいただければ幸いです。

「アカシアの花が咲き誇るあの丘で」 - M01D+GUMI新曲"アカシアの咲く丘へ"公開
エントリを表示トンネルを抜けて - M01D新曲"Through the Tunnel"公開
エントリを表示「傷つけあう言葉はなおその」 - M01D+GUMI新曲"道端から"公開
エントリを表示想いは振り子のように - M01D新曲"Pendulum trajectory in my mind"公開
エントリを表示心の流れの裡にある夢は - M01D新曲"dream in the flow"公開
エントリを表示何を語りうるのかわからないまま - M01D新曲"Monologue with an angel"公開
エントリを表示犠牲を悼んで - M01D+GUMI新曲"Beyond the Force"公開
エントリを表示一夜かぎりの儚い糸を - M01D新曲"Ephemeral threads of life"公開
流れよ、と言われるまでもなく - M01D+GUMI新曲"tears flowing in our hearts"公開
暁を求めて叫び - M01D新曲"Cry for dawn"公開
エントリを表示Every protest has its own position, - M01D新曲"Anchor of Protest"公開
来たるべき騒乱に向けて - ELECTRIBE Wave新曲"Downsized Uprising"公開
――身構えること。
KORG ELECTRIBE Wave新作、"Downsized Uprising"を公開しました。

「幻に祈り捧げながら」 - M01D+GUMI新曲"密やかな追想と"公開
A light is always confusing - ELECTRIBE Wave新曲"Confused light"公開
――isn't it?
新作、"Confused light"を公開しました。KORG ELECTRIBE Waveのスタディです。

「めくるめく夜飾る」 - M01D+GUMI新曲"再びの朝"公開
Pleasures are always shredded and momentary - M01D新曲"Shredded momentary pleasures"公開
Is our world weakening? - M01D新曲"Weak vital signs"公開
M01D の新作、"Weak vital signs"を公開しました。
チャドウィック・ボーズマン追悼で映画『21 ブリッジ』を鑑賞、エンドクレジットで流れた曲が印象に残る中で浮かんだフレーズを元に黙々と積み上げたものです。持っていきかたによってはいわゆるシネマティックな音楽になったかとも思うのですが、ある種のゲームミュージックや劇伴のようなドラマティックな展開の語彙を忌避する感覚が自分の中には強くあり、そちらには向かいませんでした。結果として手癖・マンネリのたぐいになっているかとは自分でも思います。しかし感情の操作を肯定し実践するような術を是とするにはいまの世界はあまりに脆弱であるように思えます。衰弱しつつあるように思える世界にあって、ささやかでたしかかもわかりかねる音をひとまず響かせてみせること――目指していたのはそんなことなのかもしれません。…

人称、単数形・複数形 - M01D+GUMI新曲"Future reflected in your eyes"公開
日々を俯瞰したドキュメントとしてのことば - M01D+GUMI新曲"ほどく、つなぐ"公開
暴力の無自覚な肯定に―― - M01D新曲"World made of entangled chaotic threads"公開
タイトルに意味は - M01D新曲"Alternate formation lap"公開
エントリを表示田中雄二『TR-808<ヤオヤ>を作った神々』に対する注釈の試み
TR-808に、またローランドにかぎらない話も出てくるということなので、今月のはじめに出版された田中雄二『TR-808<ヤオヤ>を作った神々』を入手、興味深く拝読しました。音源の技術の話から特許ビジネスまで幅広いトピックをあつかう良書です。 一方「えーっ!?」と思うようなミスも散見され、自分と縁遠いトピックについても鵜呑みにはできないと思わされる本でもありました。正誤表を用意していただきたいところですが、そもそも原因の一端が著者の誤認にあったとすれば私の引っかかった点が訂正されるとはかぎりません。そこでわかる範囲での注釈をひとまずあげておきたいと思います。
日々の活動の積み重ねが - M01D新曲"Daily coding report"公開
――向上につながるとはかならずしもかぎらないわけですが。
そんなわけで M01D の新曲、"Daily coding report"を公開しました。 坂本龍一「黄土高原」のシーケンスフレーズがベースになったフレーズが脳裏に浮かんだので、それを元に作成。最初は「黄土高原」まではいかなくてもコード進行のある普通のポップスっぽい曲にしようかと思ったのですが、作業を進めてもそちらのほうには傾かずけっきょくいつもの手癖の感じになりました。かわいい感じになったからまあいいか。…

10th album "Rainbow Future" is out now
アルバムイメージとしては 10 枚目、全編歌ものとしては 4 枚目、"Rainbow Future"を公開しました。 Rainbow Future by Sad Juno 例年であれば春先に公開していたところですが、今年は年明けに労働が多忙の時期があり、そちらがおさまったと思ったら COVID-19 で世の中が騒がしくなり、四月からは在宅勤務を余儀なくされ私生活が労働に蚕食され、低調で意気も上がらずなかなかやる気にならなかったのを、なんとかすこしずつ進めてようやくかたちにしました。アルバムイメージというパッケージングがいまどき意味を持つのかという疑問もありますが、成果物をまとめるという側面もあるので、作っておくに越したことはないという感じです。とはいえなんとなく一貫した感もありますので、初出時などにお聴きいただいた方も、あらためて通してお聴きいただければ幸いです。感想などいただけると躍り上がって喜ぶことでしょう。…
繰り返す振幅に - M01D新曲"Spinning Signals"公開
レビュー: こだま和文『Requiem DUB』
MUTE BEATに強い影響を受けたにもかかわらずこだま和文氏のよいリスナーではなく、ベスト盤の『1982/2002』くらいしか手元になったのですが、何気なく目にした「こだま和文インタビュー:静かなるダブの自由〈後編〉」で氏が本作からトラック作成をヤマハQYシリーズを使って一人で行っているとの記述を見つけ、俄然興味を惹かれて購入しました。
暁の迷いの - M01D+GUMI新曲"明ける空へと"公開
抵抗は常に/すでに生起する - M01D新曲"Async Resistance Generators"公開
エントリを表示幽霊たちのささやきが - M01D新曲"Whispers of Ghosts"公開
黙々と作っていたら - M01D新曲"Endless Speechless"公開
Happy birthday and 11th anniversary, GUMI! - M01D+GUMI新曲"ツキノワ"公開
というわけで M01D+GUMI の新曲、"ツキノワ"を公開しました。
昨年に引き続きGUMI 生誕祭での投稿になりましたが、狙ったわけではなく作っていた曲の完成がたまたま近かっのでせっかくだからあわせたという感じです。最近の作品の中では比較的普通の歌ものポップスだからというのもあるかもしれません……あいかわらず音域無茶苦茶ですが。しかも最初にサビと「ツキノワ」というフレーズを思いついて作りはじめて、なんでこうなるのかという………

星のありかたに - M01D新曲"Pretty Good Planetation"公開
――わずかなりとも想いを馳せて。
そんなわけで M01D の新曲、"Pretty Good Planetation"を公開しました。 イントロのシーケンスフレーズを思いついて、これは YMO の"Cosmic Surfin'"みたいにできるんじゃないかと挑戦してみたのですが M01D のシンセ系の音色だとちょっとイメージにあうものがなくて、ならばと生音系に方針転換、できる範囲でベースに凝ってコードを進行させて、しかし展開に凝るイメージでもないかと思ってコンパクトにまとめてみました。結果気づいてみたらえらい短い曲に。まあビリー・アイリッシュだって三分ちょっとですし(<-くらべるな)。関係ありませんが YMO ファーストアルバムの"Cosmic Surfin'"っていまあらためて聴くと音山盛り入ってますね。昔は気がつきませんでした。…

レビュー: YMO『TECHNODON IN TOKYO DOME』Blu-ray版
DVD版持ってるからどうしようかなあ、高いしなあと思ったのですが、ここ最近あんまり明るい話題もないので買ってしまいました、『TECHNODON IN TOKYO DOME』Blu-ray版。 映像のほうは「画質改善専門の熟練エンジニアによる入念な映像特性の分析に基づく「FORSアップコン」を施したHDリマスター映像」との由。なるほど、オリジナルマスターの限界は否めませんが、あきらかに救えていないカットがあるものの、総じてDVD版よりよくなっている感はあります。DVD版は特に後半かなり厳しいカットが見受けられましたので……(品質のよいマスターが残ってないのではと推察)。とはいえ過度の期待は禁物、あくまで当時のビデオソースを元にした作品としては良好、見られないものではありません、くらいのおおらかな気持ちで接したほうが精神衛生上よいかと思います。何もかも解像度があがっていくのもよしあしですねえ。…
誰もが心置きなく踊れる世の中の - M01D+GUMI新曲"Dance beat's gonna change the world"公開
白夜の夜のまどろみが - M01D新曲"Polar day slumber"公開
――心穏やかでありますように。
というわけで M01D の新曲、"Polar day slumber"を公開しました。 わかるひとにはおわかりかと思いますが、本作はケン・イシイ"Endless Season"の強い影響下にあります。最初に思いついたシーケンスフレーズからの連想で全体似せてやろうと試みてみたもの。とはいえなんかやっているといろいろ違うことを思いついて入れたりしたので似ているかという点では最終的にはけっこう違うものになっている、かもしれません。まあほらそもそもの才能がね……桁違いに差がありますからね……。個人的にはひさびさに ToronikaKit を使ったのがトピックです。指定していない音の鳴る謎のキットでひさびさに楽しみました。…

「つのる鼓動抱き」 - M01D+GUMI新曲"孤独の鼓動と共に"公開
「恃む理抱えて」 - M01D+GUMI新曲"泡立つ月、浮かぶ路"公開
チップチューンに挑戦!のはずが…… - M01D新曲"Marine snow reflection"公開
ハイハットはニュアンスが命 - M01D新曲"With impatient heart"公開
――って KORG M01D 使っている人間が胸張って言えることではありませんね。
というわけで M01D の新曲、"With impatient heart"を公開しました。 二管とベース、ドラムの基本パターンを思いついてメモして、ハイハットのニュアンスをうまく出したいなーと思いつつほったらかして、今回あらためてまとめてみました。生楽器のシミュレーションで済ませたらつまらないなーと思って最後にオケヒットとスクラッチを入れたり、テーマに戻る構成はつまらないなーと思ってぶった切ったり、適当に好き勝手にやったのでよくできているかはともかく個人的には好きな感じになりました。もうちょっと長くなってもいいんじゃないかと思うのですが、どうも手癖で作るとこれくらい(100 小説ちょっとくらい)になるようです。…

「空切り裂くあの光探し」 - M01D+GUMI新曲"星屑降る地より"公開
――「かすかな望みをいま放つ」
というわけで M01D+GUMI の新曲、"星屑降る地より"を公開しました。 拙作に

reminds me of the synth in bjork tracksとのコメントをいただいたこともある私ですが、ビョークは…
MUTE BEAT"After the rain"に想いを馳せて - M01D新曲"Small bird in the rain"公開
というわけで M01D の新曲、"Small bird in the rain"を公開しました。
次は四つ打ちじゃないものにしようと記してから程なくして MUTE BEAT"After the rain"のイントロから想を得たリズムを思いつき、イントロのベースとコードをあらかた固めたて A パートのメロディを入れシーケンスを入れ、展開を決めてというかたちで述べ一週間ほど、実質数日でかたちになりました。速い! 歌ものにしようかともちょっと思ったのですが、メロディをかなり自由に決めたのと音色が気に入ったのとでインストのままで行くことに。インストのほうが小品ぽくってよいかなと思うのですが、さていかがでしょうか。…

Let's vibrate & ray marching! - M01D新曲"Running on the fence"公開
というわけで M01D の新曲、"Running on the fence"を公開しました。
フレーズの断片がたまっている状態なのですこし片付けないと、ということで 2018-03-19(Mon)にメモしておいたベースとドラムのパターンを引っぱりだしてきて完成まで持っていきました。最近作成していた四つ打ち系の曲はベースを動かさないことが多かったのでそこは意識して変えて、構成も手癖にしないようにして、とは言ったものの劇的に違うというほどではないですね、むう。ビブラートや時間的変化のある音色を選んで、自分では聴いていて心地よい曲になりました。M01D の音色にビブラートのかかるものがあると気づいたのはいつだったかなあ。…

Happy birthday and 10th anniversary, GUMI! - M01D+GUMI新曲"薄夢の天使たち"公開
警告に耳を傾けるだけの余裕を - M01D新曲"Signals behind our minds"公開
PO-14 subスタディのつもりが - 新曲"Proof of PoC"公開
――KORG の見本市になってしまいました。あれえ?
購入したものの制作には使用しないサウンドデバイスがいくつもある状態で最近Teenage Engineering Pocket Operator PO-14 subを購入しまして、さすがに買っただけのものばかりというのもどうかなあということでスタディのつもりでパターンを作ってちょっと頭の中で転がしていたらベース以外のアイディアが出てきまして、せっかくだからと採用したら主役の PO-14 sub がかすんでしまいました。結局使ったのは次:…

「現実感に欠けた世界の絶望感に耳を塞いでる」 - M01D+GUMI新曲"劣等感に悩む僕らの存在感はいつも希薄で"公開
Ambient Minimal Funkというジャンルが - M01D新曲"Still sealed"公開
突如沸きあがる激情もまた - M01D新曲"Compulsive Impulse"公開
年の初めに - M01D+GUMI新曲"茜射す空に"公開
"Searching for hope in cities" - M01D+Eleanor Forte"Lights in Cities"公開
――"I'll find a slight light with you."
M01D+Eleanor Forte の新曲、"Lights in Cities"を公開しました。 キーボード・マガジンが2018 年 10 月号 AUTUMNで YMO トリビュート・ソングを募集したのですが、条件がカバー不可・サンプリング禁止と厳しく、さて自分ならどうするかと考えてみたのがことのはじまり。まあ当時メンバーが夢中になったテレビゲームの末裔である携帯ゲーム機で作ればどんな曲でもトリビュートだよね、と途中で開き直ったので気持ちトリビュートみたいな感じでしょうか。構成と音色の選択にその片鱗があるかと思います。…

まがいものにはまがいものなりの - M01D"Simulacra Stampede"公開
――激情というものがあるのだと。
M01D の新曲、"Simulacra Stampede"を公開しました。 OX-Project【モノクロケイカク】という同人音楽レーベルが M3 開催直前(締め切りは当日朝まで)に募集した楽曲を開催日に会場で CD-R に書きこんで頒布する、通称会場焼きコンピという企画を毎回行っていまして、本作はその 2018 年秋のコンピへの応募作になります。これまでは既発表曲で参加していたので念願の新曲での参加。お座敷を意識して EDM を目指したのですが、まああくまでそれっぽいにとどまりますね。EDM 風の楽曲の特徴の基本は連打とボリューム・ピッチ・フィルターの変化だと思いますが、M01D だとスムースな変化はむずかしいですし、連打も 32 分音符までやることはないかとつい思ってしまいました。拙作の中では異色作で、今後は同様の作品は作らないと思います……たぶん。…

ダイナミクスのスタディで - M01D"Mountain cruising"公開
――テンポほどには速く聴こえなくしたつもりですが、さていかがでしょうか。
M01D の新曲、"Mountain cruising"を公開しました。 リズムセクションと金管のフレーズまではすぐまとまったのですが、エレピでメロディを入れはじめたところ収拾がつかなくなっていったん断念。数ヶ月間時折思いだしたようにちょっといじってはまたあきらめるを繰りかえしたのですが、ミュートギターのフレーズと展開を思いついたことでなんとかかたちになりました。思ったより短くなったのは内緒。サックスの音色ははじめて使いましたが、この音域だとそれなりに聴こえますね(もっと低いと私の能力ではかなりつらい感じにしか聴こえない)。…

「さまざまなありかたで胸を張る風変わりな肌」 - GUMI+M01D"Rainbow Future"公開
抗う術はきっと - M01D"Innumerable struggles against injustices"
――誰の手にも届くはずだと信じて。
リズムを思いついて、ついいつものパターンのベースを入れてしまって、ブンブンサテライツの"FOGBOUND-FLIT THROUGH-"を連想したのでリズムのバリエーションを増やしてそれっぽい音色を選んでまとめました。歌ものにすることもちょっと考えたのですが、適切な言葉とメロディがまったく浮かばなかったので断念。日本語以外だったらうまくいったかなあ。…

もっと音域のことをよく考えなさいと - GUMI+M01D"色づく夜の"
――いいかげん誰かに怒られてしかるべきレベルですが、思いついてしまったものはしかたがありません。
例によって A メロを思いついてしばらく放置していたものを手癖でまとめたもの。これも例によって VOCALOID に歌わせる段になってようやく音域が低すぎることに気づくわけですが、過去の作品とくらべるとパラメーター設定やらオートメーションをこまかく書くやら(VOCALOID のダイナミクス(DYN)パラメータ調整よりもこちらのほうが確実)で多少は聴きづらくなくなっているのではないかと思います。もちろん本当はそんな手間をかけるよりきれいに聴こえる音域におさめるべきなのですが……。転調しないのは意地。なお今回は図らずもいつもと違うスケールになりました。…

それでも速すぎるということは - M01D"Too fast to feel your soul"
――決してないはずだ、と。
ベースのフレーズを思いついて、というかほとんどブンブンサテライツ"Dive for you"のイントロのパラフレーズなのですが、リズムを入れる段になってドラムンベースっぽくするといいんじゃないかという気がして、いろいろこねくりまわした結果こんなふうになりました。当初は"Dive for you"同様歌ものにする手もありかと思っていたのですが、最初に入れた上ものがそんな感じにならなかったのでワンパターンで押し切る感じに。こんな速い bpm はじめて、と思っていたのですが、…

誰であれ人の生は - M01D"旅から旅へ"
そんなにギターサウンドが好きなら - GUMI+M01D"Rise to"
――KORG M01Dじゃないものを使えばいいのに、と自分でも思わないでもないわけですが。
最初のギターリフがベースとドラムを呼んだので B までは素直に作った感じ。C と間奏に入るところはすこし迷いましたが、まあ手癖でいいかという感じですね。歌詞も手癖ですが、なんかあいだにいろいろ入って時間もかかり難航もしました。発想を変えたほうがよいのかもしれません………

レビュー: 中野律紀『太陽の下で』
古本屋の店頭に並ぶ処分品CDの中に中野律紀『太陽の下で』を見つけたので保護してきました。 中野律紀 / 太陽の下で - CDJournal 中野律紀という名前をご存知の方は少ないと思いますが、RIKKIという名前なら耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか。おそらく一般的にはファイナルファンタジーXの主題歌「素敵だね」の歌唱で知られるであろう彼女は、デビューからしばらくは本名で活動していました。『太陽の下で』はそのころに発表されたセカンドアルバムです。…
目指せハードミニマル - M01D"Distorted outdated engine"
――なんて言ったらマッド・マイク・バンクスに罵倒されそうですが。
このところデリック・メイ"Innovator"やジェフ・ミルズ"Metropolis"をよく聴いていたので、その影響が作るほうにも出たようです。とはいえデリック・メイならもっとあおるでしょうし、逆にジェフ・ミルズならもっとクールに抑えるでしょうから、中途半端な感は否めないところ。その最大の要因である終盤のベル系のフレーズは、しかしフレーズとしては個人的にはけっこういいと思っているので、まあこれはこれでありなのではないでしょうか。…

だらだらだらだらっと - M01D"Between breeze and calm"
――したいときだってあるわけですよ。
最近フレーズばかりがたまっていく状態ですこしは作品に仕上げないとと構成がぱっと見えたものを取り急ぎまとめました。あえて単調にしたのを逆手に取ってmini kaoss pad 2でエフェクトをがっつりかけてやろうかと思ったのですが、試してみたところやりすぎかあまり効果がないかの極端になってしまったため断念。ブレイク部分にリバーブとコンプレッサーを強くかけて妥協しました。タイトルは布団の中で起きるのやだなあと思いながら考えました。…

わずかに揺れる - M01D"Shallow Meditation"
――密かな想いを。
最近KORG M01Dのアコースティックピアノとリバーブの組みあわせがお気に入りで、本作は"Under the Riuns"に続く流れです。今回はテープストリングを加えたのが基本。本体で鳴っている雰囲気を大事にしたかったので、録音後の編集はレベル調整を除きしていません。すこし耳に痛い感じかもしれませんが、ご容赦を。…

8th album "Snapshot" is out now
アルバムイメージとしては八枚目、全編歌ものとしては三枚目、"Snapshot"を公開しました。 Snapshot by Sad Juno 収録作は前作"Little Wish"に引き続きすべてKORG M01Dによるもの。他の制作環境への挑戦をさぼっているだけという話もありますが。 一曲を除き先ごろ開発終了がアナウンスされたCakewalk SONAR Artistを利用したアルバムでもあります。この先同じ音はたぶん二度と鳴りません。…
踊ろう、生のために、抑圧に抗うために - GUMI+M01D"Dance 4 'R'"
いつかその涙が - GUMI+M01D"しるしのゆくえ"
融けて消え入ってしまえば - M01D"Melt into"
――忘れられないのでしょうか、それでも忘れ去られてしまうのでしょうか…… 業務中にバスドラとリムショットの基本的なパターンを思いつきまして、反芻していたらベースやピアノパッドやのフレーズも思いついてあっというまにかたちになりました。忘れずにいるのがたいへんで、業務終了後コンビニのイートインコーナーに駆けこんで急いでメモ。記録し終わったときにはほっとしたものです。 その後他のものを並行して進めたりしていたのでちょっと停滞したのですが、十一月に入って専念することで完成にこぎつけました。…
レビュー: THE BEATNIKS『THE BEATNIKS 19812001』
高橋幸宏と鈴木慶一によるバンド、THE BEATNIKSの、オリジナルアルバム三枚と未DVD化映像のボックスセットが登場しました。 VISUAL -映像- | PONY CANYON ポニーキャニオン - THE BEATNIKS 19812001:DVD 二人が設立、『EXITENTIAIST A GO GO -ビートで行こう-』発表の場ともなったT・E・N・Tレーベル30周年記念ということなのですが、残りの二枚は違うレーベルで発表されて関係ないわけで、やや唐突な感は否めません。しかし全アルバムリマスタリングは朗報で、特にファーストアルバム『EXITENTIALISM 出口主義』は再発さえなかなかかからずリマスタリングもはじめて。これは入手する貴重な機会です。というわけで、アルバムはすべて持っているのですが、買わないわけにはいきません。まあ一枚二千五百円と考えればそれほど高いというわけでも……洋楽だと十枚くらい入ってそうですけど………
勝手にベスト盤(2): てつ100%
勝手にベスト盤第二弾はてつ100%。もはや菅野よう子のプロキャリアの開始点としてのみ名を残している感のあるバンドですが、そのユニークさはタイトルだけからでもすこしは伝わるのではないかと。 今回は曲順もまじめに考えました。次のとおりでどうでしょうか(カッコ内はアルバム名)。 エレベーターにのって (てつ100%) 私の自転車 (あと3cm) 恋のやまいだれ (JACK-IN-THE-BOX) 土曜日のスクリーン (素直) キング・コンブ (てつ100%) 電車のなくなる日 (あと3cm) 恋のダイエット (あと3cm) …かもしれない (JACK-IN-THE-BOX) 夏に願いを (素直)
中期ZABADAKのCDが
廃盤CDディスカウントセールで手に入りそうな模様。 http://fair.jmd.ne.jp/shop/g/g2009002063/ http://fair.jmd.ne.jp/shop/g/g2009001342/ どちらも普通のルートでは入手困難なようですから(ディストリビューターがアルファ・ムーンだからなあ)興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
勝手にベスト盤(1): 高野寛 EMI Years
ニューアルバムが出たりいろいろあって高野寛スイッチが入っている今日このごろ。勢いでベスト盤の選曲まで考えてしまいました。選曲の基準(というか縛り)は次のとおり: 東芝EMI時代のアルバム収録作に限る。 一枚のアルバムからは三曲とする。 曲順は悩むときりがないのでアルバム順とする。 既発のベスト盤に含まれる曲は基本的に避ける。ただし思い入れの強い曲は例外とする。 シングルも基本的に避ける。ただし思い入れの強い曲は例外とする。 インストルメンタルは避ける。 一気に行くとこんな感じ(括弧内はアルバム名): Disc1
沖縄最後の大物、アサヒ・コムで紹介される
ローリークックの新譜の紹介記事がなぜかいまごろアサヒ・コムに。 http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200911190277.html 改名前から知っている身としては感慨深いものがあります。“It's a beautiful day”まだ買ってませんけど。
「さわやかと言われ続けて20年」
思わずほほえんでしまったことですよ。
本人としては思い切りロックっぽくアレンジしたつもりの「ワンダーフォーゲル」、いろんな人から「さわやかですね!!」と絶賛され、ちょい複雑......さわやかと言われ続けて20年。http://www.quruli.net/tribute/— 高野寛 (@takano_hiroshi) 2009, 10月 23
レビュー: 高野寛『Rainbow Magic』
高野寛の十一枚目のオリジナルフルアルバム。 「第二のデビュー盤」とは本人の弁ですが、とんでもない、二十年のキャリアの経験と成長が見事に結実した逸品です。てらいのない、ポップスの王道と呼びたくなる曲の数々に躍動感あふれる演奏、批評的な視線を失わずに肯定を歌う歌詞。シンガーソングライターとして、またミュージシャンとしての成熟した姿を余すところなく見せられた思いです。デビュー二十周年を締めくくるにふさわしい傑作であり、早くも次作への期待が高まる一作。 収録曲はどれもすばらしいものばかりですが、あえて選ぶなら個人的には“LOV”“CHANGE”“明日の空”。また多彩なゲストミュージシャン、特にキーボードプレイヤーの添える彩りがアルバムのたいへん素敵なアクセントになっています。…